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メキシコ湾の問題だけではすまないと、米国民はかなり地球環境を憂いている

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ブリティッシュ・ペトロリアム社はじめ、(人はBP社をもやはBritish Petroleum 社でなくてBeyond Patient社とよぶ: 忍耐の限界を超えた会社) 3社が、米国の領域メキシコ湾沖合で米国政府のゴーサインもないまま 始まった石油採掘のニュースは毎日アメリカのメディアをにぎわしている。 人が過去に到達したことのない人間の手の及ばない海底にて掘り当てた油田だった。 しかし3社の欲でせっかく採掘した油にふたをせず、結果 採掘した油がもれ、メキシコ湾に火柱をたてて燃え上がった後も、 34日経た後も、いまだに漏れ続けれている。 この分では メキシコ湾のみならず、 メキシコ湾から流れる暖流で米大陸東海岸が1年以内にやられ、 やがて大西洋沿岸、そして地球全体への影響は計り知れないと アメリカ全体が焦っている。 Visit msnbc.com for breaking news , world news , and news about the economy 今朝も友人や家族が 地元新聞や、ボストングローブ紙、ニューヨークタイムズ紙、専門家のブログを読みあさりながら、 ニュースを聞きながら、メキシコ湾に流れて出ている油からの環境破壊で 話しが持ち切りだ。 漏れた油を中和する為に大量に湾に注入された薬剤も半端な数じゃないらしい。 アメリカの消費するエビの80%がメキシコ湾岸からくるという、 海産物の値上がりを心配するもの、 石油の値段が高騰すると心配するもの、 もう海では泳げなくなると心配するもの、 ーーーなんだみんな自分の身の周りのことしか考えていないと思っていたら、 真剣に地球環境の未来の姿を憂いている。 どうなってしまうのだろう。と不安がっている。 自分たち人間の欲がまいた種だが、 おなじ人間たちが一番被害を被るはめになる。 科学者たちは沿岸沿いの人々の健康を憂い、 (白血病、免疫病、などなど)サンプルをとってラボでの研究が重ねられているが、 その情報が一般人の耳に入って来ない、 余計に焦るという図がまさしく展開している。 こうしてみるとつい先日までドラマとしても日本で放映されていた 山崎豊子著「不毛地帯」の会社利権がらみの石油採掘を思い出す. 最新ニュースによると(上記ビデオはネットワークテレビ局のものではなく、最近急激にアメリカで人々が聞いているインタ

電気って?? 国連で非核拡散防止条約再検討会議中、NYへ市民として参加

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いくら中古のハイブリッドでも ガソリンの使い過ぎと自嘲しながら、 ここ2週間、車の運転距離を更に更新中、軽〜く本州を横断したキロ数になる。 また、その間アメリカはここ東海岸にこの季節吹くことのなり、突風が吹き荒れ、 我が屋の近くでも大枝が折れて、電線を切り刻んで停電が続き、 嵐で野生の鹿が大学キャンパスに迷い込んでいた。 電気に頼り切った生活、電気がないと人とコミュニケーションまで出来なくなってしまった暮らしの中に ふとその根本を考える活動に参加して来た。 4月末から5月初めにかけて、 地元マサチューセッツ州アマースト市にNYへむけて行進が通過した時に参加したり、 話し合いを聞きに行ったり、 NYは国連で非核拡散防止条約再検討が始まるのにあわせて、 各国から非核の訴えにやって来た人々のお世話をしたり、 事務総長や広島秋葉市長が基調講演をしたNYのリバーサイド教会や タイムズスクエアでの集まり さらにボストンでの長崎からの被爆マリア像を迎えたり、 被爆者を交えての交流会に参加して来た。 あるフリースクールでの親と生徒のあつまりでは、 オールタナティブなエネルギーと産業が模索が コミュニティーのレベルでの様々な活動が報告されていた。 たとえば、マサチューセッツ州のある私立学校では、校庭の裏山に風力発電を借金で建て、学校の電力をまかなっていた。3年で借金が返済出来、しかも3年以降には余分な電力を売れたので、 利益も生まれるようになったとのこと。 またメイン州バース市というイージス艦製造で街が成り立っている市では、 市議会議員が 「軍事費を地元へ還元」運動をおこし、市として連邦政府に軍事費を払わない市民投票をしたら、市民の半数近い賛成という結果がでた。市の主要産業が軍機の輸出ではなく、もっと平和な市の誇れる産業をと、 8000人いるイージス艦船体(アイロンワーク)製造工場の従業員を切り捨てるのでなく、 イージス艦の代替として、風力発電機の羽根を作ったらどうかと 具体的思案してみて、市民に提案した。 すると雇用は2倍以上の21000を生み出し、利益も倍以上にみこまれたとの報告がなされた。 国の政策に反対バカリしているのでなく、 地方から出来ることを変えていくという姿勢がどこでも伺われた。 ノーサンプトン市の市議も声を張り上げて平和を訴え、 長崎市からも被爆2世の市議、吉村氏が