投稿

10月, 2020の投稿を表示しています

「高齢化社会」にむかう日本の商品開発に問う, 高齢者のニーズにあった商品名、介護用品を

イメージ
「高齢化社会」にむかう日本の商品開発 ここ数年、日本に帰るたび、あらゆる会社名、商品名が、カタカナやアルファベット、さらにJapaEnglishジャニーズイングリッシュで書かれているため、戸惑う親たちの世代を目の当たりにする。 Softbank, au, NTT, Docomo, wifi, Commufa, 光ファイバー Skype, Facebook, iPhone, Apple,  BS, Digital, CS回線 WOWOW, スカパー Exxon, Mac、Windows, HP,  JR東海、JR東日本、JAL, ANA, Valor,VーDrug, Seiyu、Seven7Eleven, Family Mart, MiniMart、 Lion, Kosei, PG, Frontier, Maxwell, Pioneer, Hitachi, Sharp, UFJ 銀行、 フランスベッド、Simons、 Washington Hotel, Hilton, Marriott, Fairfield, Dormy Inn, Toyoko Inn,  田舎の親たちは、戦前、戦中、英語を敵国語として教えられ、田舎でろくに 教育もうけず、農民であるのに田畑の作物穀物は軍に没収され、食糧貧窮時代に幼少時代を過ごしてきた世代だ。1940年代のGHQ米軍占領 時代を体験し、1950年代神武景気、1960年代の学生運動に世の中は動き、70年代は安保闘争やオイルショックとマスコミに躍らされ、1980年代から始まる環境破壊、反原発市民運動に暮らしのエネルギー源に疑問を抱くようになり、1990年代バブル経済を経てきた。経済は大きく変動を続け、教育や思想の根幹を右往左往の揺るぎ続けた激動の昭和を生き、平成に入ると物の豊かさを知る暮らしを享受し、退職した世代である。現役を退き、認知症をかかえるものも少なくない世代でもある。 ここにきて、私自身も親の介護に携わり、つくづく感じるのは、「 日本の企業人らは、自分たちもやがて老いていくことを考えず、商品開発をしているじゃなかろうか、利用者の年齢幅には一人暮らしの老人だの、認知症を併発した老人は想定外じゃないか」 ということだった。 同級生の葬儀に参列して再会した旧友から、また親の介護を経験してきた友人たちから最近介護の話をよく聞くようになっ