投稿

1月, 2011の投稿を表示しています

2011年 オバマ大統領一般教書演説 私はこう聞いた 仮訳

イメージ
ホワイトハウス大統領官邸サイトのビデオや ニュース番組のオバマ大統領の演説を聞いた。 彼の演説の巧みさは、とにかくすごい。 人を鼓舞することを心得ている。 スピーチライターと共同作業で一ヶ月かけて作成したと言っていたが、 迫力と、説得力と、話しのまとめ方にかけて、群を抜いている。 保守派、革新派、右派、左派と別れ別れになっている現代の米国の政治色を立て直すべく、 中立色をだして、人々の一致団結を打ち出した内容になった。 これに、まずすごいと思う。 最後までもめていたけど結局、民主党の言い分から随分離れた共和党の当初の言い分に、妥協した保険制度の法案通過をあげるまでもなく、 オバマ大統領が演説最後に述べていた部分は特に印象的だった。 以下仮拙訳「法案一つ通過させるのも、法案の文字一つ一つをこねくり回し、アーダコーダと論争を繰り返し、引っ掻き回すのが各人の民意を尊重するいうデモクラシーかもしれない。が皆さんアメリカ市民は、この国を他のどんな国とも取り替えたくないはずです。 どんなに意見が違おうと、どんなに政治的立場を違えようと、憲法に称えられた権利に固守され、努力すれば何事も可能だと約束されている国だと、我々はこの国を信じているでしょう。一人一人の生い立ちが違おうと、出身がどこであろうと、何事も可能にならしめる国だって信じているはずです。 だから私も、こうして皆さんの前で演説していられるわけです。貧しい労働者の息子が僕の後ろ、副大統領の席に座っていられるんだ。オヤジさんの飲み屋の床を拭いていた息子が、下院議長として後ろに座っていられるんだ、それがわれわれのいいところじゃないか。(大拍手)」と、一緒に未来に希望をもち、できるだけ借金をのこさないようにして、乗り越えて行こうと奮い立たせる内容と成った。   ホワイトハウス公式サイト より    We should have no illusions about the work ahead of us. Reforming our schools, changing the way we use energy, reducing our deficit –- none of this will be easy.  All of it will take time. 

ヒトの退化? 

イメージ
このテーマについて長いこと書こうと思っていた。  すると、先先回の投稿での クロスカントリースキーでも また最近自分の足の指について考える機会があった。 先回での投稿は半世紀に思いを馳せてほしいと書いた。 今回はいや数百年に、2000年前に思いを馳せてもらいたい。 いやいや、さらに有史以前の2足歩行を始めたばかりの頃にもどって、 ヒトの足の動き、特にその先、足指の動きに注意を払ってほしい。 私たちがこの靴を履き出したのは、いつのころだろうか。 なつでも草履、下駄をやめてしまったのは、 特に私のように田舎に住んでいると、自然に囲まれているので、余計に生活のなかで車に頼る生活になってしまう、犬と散歩したりする以外、歩かなくなった。 クロスカントリースキーは足の先に力を入れてはかないと、スキー靴がスキー板にカチッと装着してくれない。 外反母趾のヒトも多い。 足の指を蹴って歩く事がなくなった為に、私の場合、足の爪に異常、巻き爪が出て来た。、、 ふりむけば結構まわりに同病の人があちらにもこちらにもいた。 とにかく、足の先に力が入らなくなった。 つま先立って歩く事も、全速力でダッシュして走る事もない、乗馬だってやれば別なのか、、 こちら米国で初めて暮らしたホストファミリーの黒人の女性も靴ばかりはいていて、いつも足がかわいそうなくらい固くなっていた。そして20年前、白人の夫の親の足を見て思った事があった。これが半世紀以上、何10年も靴を履き続けて来たあしなのか、 こんなに足が冷たい、靴ばかりはいて足が麻痺したのか。 我が子どもは日本で、この足の指と発達が大いに関係ありとした進化論者井尻正二や、脳科学者の指導をうけた保育、さくらんぼ保育をたまたま近所で縁あって通わせた。 這い這いする時に、この足の指を蹴らないで発達してきた幼児もいる。 またタカツキ這いをする時に、足の指がうまく機能しない乳児もいる。 ヒトが、両生類から、は虫類と進化するとき後ろ足、人では足の指が鍵となると説く。 ヒトが胎児からの成長は、人類の発達進化を繰り替えすと説き、毎日この発達進化を、なまピアノに合わせてリズム運動に誘う。

あれから半世紀、人類は進化したか、

イメージ
ケネディー大統領の就任演説で「地球市民のみなさん!ともに手を携え、一歩一歩未来へ前進して行こうではありませんか。」(拙訳)といってからこの一月でちょうど50年。私たち人類はどう歩んで来たか。 キング牧師の誕生日(1/15)を祝う祭日の今日,考えてみたい。 それから3年8ヶ月後、同じ首府ワシントンDCの リンカーンメモリアルからキング牧師が訴えた 名演説「I have a dream」の中の、彼の夢は 実現出来ただろうか。 アメリカでは、アフリカ系移民と白人の両親をもつ、バラク・オバマ大統領として選出された。

アメリカの銃規制最新速報、近くの少年の死から考える

イメージ
先ずは日本からのインターネット版新聞の引用で、12日前時点での概要を 米国:アリゾナ州銃乱射 事件受け、銃規制の議論高まる 毎日新聞 2011年1月12日 東京夕刊 【ロサンゼルス吉富裕倫】米アリゾナ州で米下院議員を狙った8日の銃乱射事件を受けて、米メディアやインターネット上で銃規制の是非を問う声が高まっている。しかし、銃を持つことが憲法上の権利とされる米国で、規制強化が実際に進むかどうかは不透明だ。 ジャレド・ロフナー容疑者(22)は昨年11月、半自動式拳銃を銃器店で購入し、少なくとも31発を続けざまに発射し一気に20人を死傷させた。 弾倉の交換時に周囲の人に取り押さえられており、弾倉に込められた弾数が少なければ、犠牲者は少なかったはずだとみられている。 このため銃規制推進派の複数の上院、下院議員らは、事件で使われたのと同じタイプの大容量弾倉の販売を禁止する法案の作成を始めた。ほかにも国会議員や政府職員の近くで銃を携帯することを禁じる法案が検討されている。 事件のあったアリゾナ州は銃規制緩和の方向に進み、昨年、21歳以上の成人が許可なく銃を隠し持って携帯することを認める法律を成立させた。どこでも誰でも銃が持てる状態に近く、事件を捜査する同州ピマ郡の保安官は「新法が事件の一因となった」と指摘する。 81年のレーガン大統領暗殺未遂事件をきっかけに銃規制強化法が成立したが、州ごとに規制の厳しさは異なり、銃規制推進団体はアリゾナ州をユタ州 に次いで全米で2番目に「緩い州」と位置づけている。アリゾナ州議会には昨年の新法に加え、大学構内で教授や学生が銃を携帯できるようにする法案も提出さ れている。 *追加情報、 6年前に改変された銃規制によると、連発銃の弾倉の販売が緩和される。 文末のビデオ参照。  ビデオの中で、司会のレイチェルは訴える。どうして弾倉の販売が規制されないかと。どんな事でも法できせいできないものか。 追追加: 又今回アリゾナ州、国境近くの街の乱射事件をとりあげて、 アリゾナは、宗教、人種、政治的な立場の溝が深いところだがとして、ある日本人ジャーナリストは、下記のようにまとめています。 911/USAレポート』第493回「アリゾナ乱射事件の影にある「宗教、人種、銃規制、 イデオロギー」を乗り越えたオバマ」 冷泉彰彦(米国ニュ

クロスカントリースキーを雑木林で

イメージ
この冬はじめてのクロスカントリースキーに森へでかけた。 昨日のどか雪で積雪80cm!! 近くのクロスカントリースキー場(というか、杜を切り開いて巾2〜5mのコースが小山をリフトなしでスキーやスノーシューズで巡る)のレンタルスキーで始めたクロスカントリーであるが、今は冬期唯一の運動。 去年中古を買い、犬の散歩も兼ね、さっそく庭からスキー靴とスキーをつけて、意気込んででかけた。 除雪した車置きをぬけると、もうそこは犬が埋まる位の銀色世界。 さすがの犬も「イーーーヌはヨロコビ、庭かけまわり」とはいかぬらしい。大人しく私がつけたスキーの轍をついてくるだけ。犬も普段なら大喜びで、雪の上を駆け回るのに、さすがに自分の背丈より積雪があるとびびるのだろうか。そんな事では犬ぞりにとうていなれないよ。 子どもたちは冬の体育の授業でクロスカントリースキーを始めたものの、今は専らゲレンデスキー場ばかり、 地元の風車発電でリフトを動かす家族経営のゲレンデスキー場に興じるが、 こちとら車で50分送り迎えはしても、高所恐怖症の上に金額的にもかさむので、専ら裏庭のクロスカントリー。 初日の今日は、まずはコース作り。雑木林の中を、小さな木や枝が突き出ているのを避け、 巾40cmのスキーあとをつけていく。 機械でばしばし木々をとりさらい、乗り越えるでもなく、 獣道のような全長2キロぐらいのスキーコースを 下のビデオの様な土地につくっていく。 ふと日本の歴史ファンタジーの物語の一節をおもいだしていた。 にほんブログ村

新春第一報、東アジアの緊張を憂う

イメージ
ある方の東シナ海の状況意見 ブログ をみて、コメントを以下のように書きました。 転載します。 東シナ海の一発触発の緊張の原因が 「中国や朝鮮半島の地域で、限定地域に日本や各国が工場進出し、それによって 所得の地域格差ができ」そこから緊張がでてきたというお話しでした。 東シナ海の緊張をほぐすため、 日本が出来ることは、 日本が現地にいって何かをすることよりも、現地に何かを送ることという意見もありますが、 私は中国、韓国の人々を日本に招待することが重要だと考えます。 そのため、日本のアカデミ界や、経済界での受け入れを、政府が後押しするのも手だてではないでしょうか。 にほんブログ村