2011年 オバマ大統領一般教書演説 私はこう聞いた 仮訳
ホワイトハウス大統領官邸サイトのビデオや ニュース番組のオバマ大統領の演説を聞いた。 彼の演説の巧みさは、とにかくすごい。 人を鼓舞することを心得ている。 スピーチライターと共同作業で一ヶ月かけて作成したと言っていたが、 迫力と、説得力と、話しのまとめ方にかけて、群を抜いている。 保守派、革新派、右派、左派と別れ別れになっている現代の米国の政治色を立て直すべく、 中立色をだして、人々の一致団結を打ち出した内容になった。 これに、まずすごいと思う。 最後までもめていたけど結局、民主党の言い分から随分離れた共和党の当初の言い分に、妥協した保険制度の法案通過をあげるまでもなく、 オバマ大統領が演説最後に述べていた部分は特に印象的だった。 以下仮拙訳「法案一つ通過させるのも、法案の文字一つ一つをこねくり回し、アーダコーダと論争を繰り返し、引っ掻き回すのが各人の民意を尊重するいうデモクラシーかもしれない。が皆さんアメリカ市民は、この国を他のどんな国とも取り替えたくないはずです。 どんなに意見が違おうと、どんなに政治的立場を違えようと、憲法に称えられた権利に固守され、努力すれば何事も可能だと約束されている国だと、我々はこの国を信じているでしょう。一人一人の生い立ちが違おうと、出身がどこであろうと、何事も可能にならしめる国だって信じているはずです。 だから私も、こうして皆さんの前で演説していられるわけです。貧しい労働者の息子が僕の後ろ、副大統領の席に座っていられるんだ。オヤジさんの飲み屋の床を拭いていた息子が、下院議長として後ろに座っていられるんだ、それがわれわれのいいところじゃないか。(大拍手)」と、一緒に未来に希望をもち、できるだけ借金をのこさないようにして、乗り越えて行こうと奮い立たせる内容と成った。 ホワイトハウス公式サイト より We should have no illusions about the work ahead of us. Reforming our schools, changing the way we use energy, reducing our deficit –- none of this will be easy. All of i...