Sri Lanka スリランカ 仏足山の月は語る
Galle, Sri Lanka
仏足山の月は語る 今夏 夫と成人前の息子と娘と日本で落ち合って スリランカへ佛教遺蹟を巡礼した。 スリランカへ発つ前に、「何故スリランカなのか」と問われても返答のしようがなかったが、今帰路に着き本当に来て良かったと実感する。 いつも自分のスケジュールは自分で立てるからと親の干渉に贖う子供らも 今回のスリランカ行は素直に従った 地元の仏教僧の案内で一枚岩の山を上ったり、つい一年前までとくに旅行者は足を踏み入れられなかったない地へ家族で回った。
海抜2200mにそびえ立つ聖山に暗がりの中登頂したり、小さなスズキのレンタカーにのって、未舗装の道を膝を抱え、荷物に潰されそうになりながら何日も揺れ続けた。
九州と四国を足した面積の島国を南は数千年以上も前から栄えた王朝があったゴールから 北は仏教の聖地 スリランカ版竜宮城のナガディバ島まで走行距離2000kmを一週間半で走り抜いた。 私も夫も それぞれ1988年の平和行脚と奉仕活動や、1991年北インドのチベット仏教盛んなラダックへ来た際にランカへも来ている。また家族では 2004年のクリスマスに来る予定だったが直前 乗り継ぎ空港で津波のニュースを聞き、入れなかった地であった。 コロンボ空港に降り立つとそこは、もう20数年前のスリランカの様相からすっかり変わった近代空港になっていた。客の風貌も完全burkaに身を包んだイスラム教徒の母親が子どもを何人も従え闊歩しているかと思えば、中国人の子供の団体が我が物顔でゲートを乗っ取っていたり、 最近世界中の空港で見かける韓国人女子大生グループ旅行者や ロシア人グループと、20年前のスリランカよりずっと多彩になっていた。しかも空港に降り立ってすぐ、スマフォでネットが使用できた。
電化製品の免税店が空港内を所狭しと軒を並べている。ネットで予約しておいたスリランカのレンタカー会社から迎えがきていたので、家族4人日本の予約した軽自動車に乗り込んだ。
空港から出ると 失礼ながら予想以上に様変わりした空港での驚きとは裏腹に 外は 25年前と寸分変わらぬスリランカの街の姿と喧騒があった。タイやインドではリキシャとかトゥクトゥクと呼ばれるオート三輪車が右往左往し その間を3-4人乗りでオートバイが隙間を縫うように走り去って行く 近代空港と数百年いや数千年変わらぬスリランカの街並が混在していた。 to be continued,
ゴールのお寺、1880年n欧米人で最初に五戒を授かった |
古代仏教遺跡に地元の仏教尼の団体も登頂 |
Sri Pada, 仏教僧が通ると少女が家から出て来て挨拶をする |
インドネシア沖地震の津波で倒壊された学校の復興後、 |
旅の加護を祈って |
Sri Pada, Maskelya, Sri Lanka
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