脳の刺激、それともボケ防止のため

中学高校、大学生の子供たちの過去とった講義のノートや自作の教科書、レポートを整理していると下記のようなものが出てきた。その中でも面白そうなものを引っ張りだすと、
「フェボナッチ理論」「シュロディンガー猫と量子力学、平行にある現実』
ちょうど、記憶力も衰えたんじゃないかと思えること、思考を司る部分の脳が退化してきたのだろうか、と思うような出来事が頻繁したので、こんなことを考えてみると面白いかもと、自身へのメモとしても皆さんへのチャレンジとしてもここで紹介したい。

もともと「ソフィーの世界(哲学の歴史のざっと紹介)」のオーディオ本を聞き始めたのが、そもそもの始まりだった。哲学やこうした理論は、それまでの私にとって、論を論で打ち負かすための手段だったり、思考にチャレンジして時間を無駄にし、頭を空回りさせるだけのものと考えがちだった。しかしこうした理論を理解しよう、その理論の視点を実生活で応用しようとしてみるのも、おもしろい。こうした理論に触れることで、思考力の柔軟性がうまれ、物事をある側面から見ようと試みたり、統合的にみるのは己を見つめることにも十分応用できるし、世界への目の向け方もかわるような気がしてきた。人との関係にも影響し、さらには生活の中で問題に面したときにも、物事の見方がふえるのは解決方法も増えることにもなると考えるようになった。

まずは
フェボナッチ理論(数学から建築、音楽、生物等に応用)






シュレンダーキャットの討論(量子力学、物理)



上のフェボナッチ理論はφを実生活に応用したものと思われる。いや日々の暮らしの中、ひまわりの種の並び方、ヒトや蝶々の体の構造に、人類が想像した建築や芸術品から理論をひきだしている。

下の平行に存在するパラレル現実世界は、ちょうど日本のドラマ「仁」の最終回にも、同様の場面が説明されていた。タイムスリップで江戸末期と21世紀現代を往来した医師が、再び現在に戻ってくるというところで話は終わっている。主人公の江戸医師、仁、は江戸に旅していたときには、時代の流れを変えては行けないことに最大限の注意を払っていた。そうしなければ自分が生まれてこないことにもなるから。実際、現代に戻ってきたら、時代を替えてしまったと思っていた出来事が存在しない。それは平行になっていている別の現実世界で存在しているのではないかという仮説で話は終えている。
また拙訳書にも訳したことがある、西アフリカはガーナ国境近くのダガラ部族では「relality~現実』という概念がない。それはあるヒトの頭の中で考えられたrialityもどこかで存在すると考えられているとしたことも、この量子力学でも説明できるのではないか。

すれば、人類は何をしてきたのだろうか。自然界の不思議を学問したつもりでいて、こねくり回してきただけではないか。自然界はすでにそうした法則を内包し、それを私たちの瞼の上に見せつけてきているのに、人類はこれらの法則を眼前にして、多くは気がつかなかったということか。

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コメント

  1. 「黄金比」創元社のアルケメスト双書~という本。興味を引いたので中をパラパラ~と見ただけでしたが、今回ご紹介のフィボナッチ数列の映像を見て、(英語が聞き取れないのが悲しいですが)関連があるのかな?とWikiで調べてみたら、やはり・・・
    数式でみてもちんぷんかんぷんですが・・・自然界に現れる数学ミステリー
    、興味深いですね~

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    1. モンタギュー2012/03/28 12:52:00

      本当、私も数十年前学んだつもりになっていた高校の数学IIBで、数学は頭がストップしていました。でもこうしてビデオで説明されると分かりやすいですね。しかし私にもこの英語は聞き取りにくい。実際、これをフェイスブックで紹介してくれた友人はアメリカ人ですが、国防省でロシア語の通訳をしていた人で、かれもこの人口の声はいただけないと残念がっていました。この声によって、せっかく分かりにくい理論が図形や具体例で紹介されているのに、いらつくと。私もまったくこの意見には賛成です。
      「数学が自然界にあふれている」というより、数学は、もともと自然界からおこったものだと思いださせる理論でした。
      ではその数学的な思考から、次の物理、量子力学に挑戦しましたか?私はばだビデオ四半半ばまでです。頭を柔らかく、柔らかくするとは、どうしたらいいでしょう。

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  2. I'm so excited! こうやって映像と一緒だとすごくわかりやすくてとっつきやすいですね!! とっっても面白いです!!!!!!

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