北国の春はまだ遠い。除雪作業中、

フーーー。

立春、節分会と無事にアメリカで終えたと思ったら、
この雪です。
一人で除雪作業していた訳ではありません。私はあくまで
クロスカントリースキーを持ち出して、犬の朝の用足しと散歩の道をご丁寧にスキーで作っただけ。夫が一時間半かけて除雪。夏芝刈り機、冬雪飛ばし機になるライダーにのって家の周りドライブウェイ半分したところで修理に出したばかりの除雪機ダウン。

北米にある田舎の一般家庭です、それほど大きくありませんが,雑木林が庭続きにあるのでかなり広く見えます。自宅と納屋と1エーカーちょっとの庭とドライブウェイと薪置き場の納屋と物置小屋になったガレージの敷地で、除雪作業は至難の業です。
とにかく朝起きたらこの状態。雪嵐と風の低気圧で戸外にでるなと州知事が警告をだし、降るとは予報で言ってました。一日中家をでなかったからこの有様。玄関までしっかり吹き付けていました。

先ずはシャベルでポーチの雪かきをしないと犬も用を足せないし、除雪車のある納屋までもたどり着けません。  昨日昼ごろから18時間で積雪約1m。 



身長せいぜい60−70cmの我が家の犬はもちろん埋まっていました。しかもちょっとそこらで用を足す習慣をもたず(すみませんネタが下方ばかり)、雪に埋まり、自ら穴をほることも出来ず、うろうろ。昼近くに除雪作業、半分終了。まずはこのポストのまわり、そうしないと郵便屋さん配達してくれません。ですから丁寧に除雪車とマニュアルの手作業でメールボックスを掘り起こします。そして、ドライブウェイにしっかり多いかぶさっている公道の雪をかいて行きます。
日本の友人は角の家は日本では人気があるよといっていました。雪かきをするたびに、家の前の角の雪が全部、我が家のドライブウェイを封鎖してしまう半端じゃない雪の量を前に、小言を吐きます。大きな州道や高速は州が除雪しますが、一般道は市町村のハイウェイ課が担当しています。雪の日は早朝3時頃からの作業でご苦労様なのです。が我が家の前に山のように雪を置かないで頂きたいと苦情もでます。いぜんはこれを手作業でやっていて、冬はいつも肩を痛めてました。

さて明後日出勤できますでしょうか。この車の周りの除雪はやはり手作業です。

そうこうしている間に、山の頂上に住む知人から連絡が、そちらはまだ除雪トラックが来ていないということ。
除雪機が自宅にないと、除雪機をトラックにつけている業者に頼みます。これもトラックのメインテナンスが高くて、年々費用が上がって行く様です。どちらが低額かわかりません。我が家の除雪機にしても、故障がよくおきますから、メインテナンスの費用もかかります。
人に頼むと、順番待ちがあります。というのも知人は夕方の5時になっても、まだトラックが来てくれないから家からでられない。救援に行きましたが、たとえ4駆のジープでもとても太刀打ちできない。

先ほど救援を諦めて帰ってくる途中、また近所の人が新手の除雪をしていました。
彼の家は20mほど坂の下にありますが、この坂の下から一気に駆け上がって普通の乗用車で除雪していました。ああ、すごい迫力。







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