新型コロナウィルス感染者数、その数字の裏にあるアメリカの暮らし 第3報

パンデミック事態も州ごとにが違います。

詳しくは「新型コロナウィルス感染者数、その数字の裏にあるアメリカの暮らし第一報」を参照ください。

さて、そんな中娘は三週間、こちらマサチューセッツにて自宅隔離の後、衣食住の住で建築関係に携わった仕事をしているからと、エッセンシャルワーカーとして、勤め先のニューヨーク市に車で帰っていきました。NY市内の感染者数をみては親として動揺し心配ばかりの毎日です。いくら仕事先には今までのように地下鉄でなく車で通うと言っても、NY州までの高速道路にはチェックポイントができ、封鎖されてしまいましたが、散々止めるのも聞かず、それぞれ自宅待機していたルームメートたちとNY市に戻りました。

しかし娘の雇用者が弁護士を雇い、建築関係の仕事も従事できるようにしたはずだったので、仕事を在宅勤務から現場勤務に移行する手はずが整っていたと思っていましたが、現実はまだ在宅勤務のまま仕事を続けているようです。世界中から注文を受けて装飾建築の仕事ですが、マサチューセッツの家からニューヨークのアパートに在宅勤務が変わっただけで、仕事を続けています。

その娘から、ニューヨークブルックリンの様子を聞くにつけ、ニュースで見えてこない暮らしぶりが伺えます。
まず、マンハッタンやブルックリン区では、医療就業者、地下鉄職員等、エッセンシャルワーカーが自らの危険を顧みず仕事を続けていることに、感謝を込めて住民それぞれ在宅勤務や隔離の中、ベランダに出て、鍋釜をl鳴らし喝采を送るそうです。帰宅する頃をみはかり毎日7時きっかりに、その音が街頭にこだましているようです。

市内の全米のほとんどの州と同じく、店やモールが閉店していても、娘のルームメートたちは、恋人知人を訪ねていくようで、街は人通りまばらではなく、普段とあまり変わりない人の行き来だとか。こちらマサチューセッツの田舎だと、暇な時間を持て余す友人同士は、ランデブー(古い言い回しで、笑ってやってください)やチャットは、戸外や窓を通してで、一切遊びに来ても家に入れないものであるものの。

Community Board 12 is eligible to apply for a reduction in alternate side of the road parking regulations due to its two year above 90 percent street cleanliness ranking.
NYC サニテーショントラック
むしろニューヨーク市内で目に見えての変化があったのは、通りのゴミだという。以前より街中にゴミが目立って増えたこと。ニューヨーク市は一日置きに一方の側の通りをゴミ清掃車が掃除していくために、通りに駐車していた場合は毎朝その清掃車がくる通り側だけ車を移動させねばなりません。そのため少しぐらいポイ捨てのゴミがあっても市が清掃して
くれるからとばかりに、通りをゴミ箱がわりにする輩も少なくないようです。
この悪習慣がぬけず非常事態になっても、店頭で配布していたりするマスクやゴム手袋などのゴミが目立つようになりました。

食べ物も十分にあるには、あるようですし、マンハッタンのセントラル・パークや、ブルックリンのプロスペトパークのような大きな公園は、閉鎖していないようですから、人々は散歩もし、ジョギングでも駆け回っているようです。

しかし医療就業者は家に帰れず、ホテルで過ごすこともあると聞きます。本当にお疲れ様です。

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