マイレージためるぞ その3、2012年夏の続き、2013年年頭/沖縄離島への旅、冬米国西海岸の旅

2012Aug 6 Air Canada:  Boston-Montreal-Ottawa-Vancouver-Victoria, Canada

カナダの空港は快適で、利便がいい。移民局ブースも十分な職員が居るし、ゲートからターミナル間の移動も素早くでき、しかもどのターミナルもきれいときている。
Canadian border shuts to foreigners as Air Canada halves capacity ...
(注:DCの空港は米国の首都の主要空港、国際空港なのにいつも移民局の職員不足で、日本からの便でワシントンD.C.が最初の米国入りだと移民ブースを朝早く通る事になるが、いつも米国市民でも住民でも、たくさんある移民ブースに一人か二人しか朝早くは管理官がいないため、成田からDCに早朝到着のジャンポ一機の乗客を裁ききれないでいる。昨秋にはもう少しで乗り換え便が間に合わなかったという報告も受けている)

この点、カナダ、オタワ空港は世界の空港の人気投票で上位にあがるだけあって奇麗で、快適、便利と3本そろっている。難を言えば、もう少し空港のレストランに工夫があってもいい。カナダの空港も、アメリカの空港レストランと同じくピザ、スタバー、ベーグルストア、スポーツバー、サブウェイ、イタめしか、カフェと決まっている。あっ、オタワにジュースバーがあった。食事はやはりファミレス系が、バーがほとんどだ。

成田空港も、そういえば最近、フードコートばかりで、以前のうどん屋、寿司屋、天ぷら屋、茶漬け屋といったしっかり食べさせてくれて、結構ましな食事がとれる店がぐっとへったと感じたのは、私だけだろうか.以前はもっと、いわゆる商店街のお店程度にはそろっていたとおもったが。国際線と全日空のターミナルは、少なくともそうしたお店は姿をけしたようだ。



2012Aug 9−13  Victoria Ferry: Victoria-Seattle-Bain Bridge Island, Jet Blue: Seattle-Boston 

 ビクトリアでの会議終了後の翌日、近くの原生林まで足を伸ばす。市内バスが州立公演など密集住宅地でなくても、あちこちまで網羅され、頻繁に走っている。さすが消費税12%、保険完備の国カナダ,行政のサービスが徹底している。原生林のある州立公園までレンタカーで行こうとしたが、市内バスを乗り継いで行けると聞きつけ、バスに乗って出かけた。(そんなこと、フィンランドでも、イギリスでも、もちろんアメリカでも、日本でも、市内バスを乗り換えて、広大なキャンプ場へたどり着けるなんて、聞かない話だ。たとえ路線バスがあっても本数がないのが常識で、自然を満喫したキャンプを愉しむには、車利用が常であった)住民がかなり乗って来る。どの人も車がない訳ではないようだ、家族にバス停までのせてもらい、後は市街地や空港までバスに乗り換えて目的地まで行くようだ。

苔むしる原生林GoldenSteam公園を散策。まさに透き通った青光りする清流に沿って、森の中のトレイルをオフィス用のスーツで歩き回る。しかし目的の滝まで教わった時間を延長しても辿り着けない。仕方なくバスの時間も迫っているので引き返し、時間通りに運行している一時間に2本の市内バスを2度乗り換えビクトリア港まで到着、どのバスの運転手もアメリカの様に面倒がらず、丁寧に乗り換えを教えてくれて、満足。

米国シアトルまで高速船で国境を難なく通過。しかしここでも格安飛行機会社同様、私の中小型スーツケースが手荷物として認められず、預かり荷物として扱われた。

フェリー乗船後、国境を海上で通過し、シアトルに2時間半で到着。即シアトル対岸のベインブリッジ島に別のフェリーで向かう。島へ向かうフェリーは地中海やカリブ海の豪華客船より遥かに多くの自家用車を収容するであろうフェリーだった。橋替わりにベインブリッジの住民はこのフェリーを利用している。

今、シアトル地域が豊かなのは、多くのアメリカを代表する大企業(Microsoft、Google, ボーイング社、スターバックス、REIスポーツ店 etc)の本部拠点があるからだと知った。そんな豊かな町ベラビー、タコマを後に、シアトル空港に向かう。シアトル空港は20数年前から駐車場など多少の増築があるものの、変わらぬ姿であった。しかし夏休みのせいか親子連れ、ティーンエイジャーだけの搭乗が多いのは、ボストン空港と変わらない。

最近出て来た米国の格安航空、Jet Blue機にてボストンへ向かう。搭乗機は出発時間も到着時間も妥当なので購入したが、
搭乗後、鳥の死骸を航空機内に見つけたとの事で出発が40分遅れた。しかし米国の西北のシアトルから、北東のボストンまで飛行時間5時間、案外快適に乗ってこられた。イヤーホーン、飲物、スナック無料、食事有料、スクリーン映像は40チャンネルから選択、ただCanadian Air等のように、充電のためのUSB電源はなかったので、スマフォ携帯の充電はできなかった。


2013, Jan 3-6  ANA: Miyako Island,  Okinawa 全日空機にて沖縄宮古島へ
前述お正月に宮古島へ旅をした。足の不自由な父と叔父を旅行に連れだしたくて、近場の温泉よりは、飛行機で飛んだ方が車いすも利用出来るし、温かいからという動機であった。「純と愛」放映中に宮古島の景色にはまっていたので、「身障者あり」を予約時にチェックし、思い切ってやって来た。

その利便性は身障者へのサービスが先進諸国の欧米からかなり劣るであろう。しかしホテルは東急系列を使ったが、実に快適だった。ビーチまでもが車いす利用が出来たのは驚きであった。癒しのスポット、大地のパワーのあるスポットでは、杖をついてもおぼつかない叔父や膝をいためた父も、自ら歩いていたのには驚かされた。無事3日間の旅で、ビーチで泳ぐことも潜ることも、ゴルフも出来なかったが、地元の人々と多くの言葉を介し交流し、青のりと地元の紫芋と餅米をたらふくもらって帰ってきた。最後にマイレージもついて、満足な旅となった。

2013 Feb 15-22 United Air : Manchester NH-LAX, Seattle-BDL, Virgin America LAX-Portland OR


娘の希望で、大学訪問に西海岸へやって来た。そしてついでにメキシコまで歩いて国境を渡った。シアトルにもまた出かけ、西海岸カリフォルニア州、オレゴン州、ワシントン州をまさに縦横断した。

最近、どこの航空会社も自社のハブ空港以外は停まっている時間で料金がますらしく、
折り返し、ろくに清掃も点検もあるのかと思われるほど、すぐタッチダウンして、乗客を吐き出し、入れ替えてまたとんで行く。

だから、予約時にもよほど気をつけないと30−40分で乗り換えて、目的地にという旅程が組まれていて、結局慌てることになる。

たとえば、今回のニューイングランドからロス行きは、初めて使うニューハンプシャー州の空港を利用すると安く、都合のいい時間に離発着することがわかったので、US Airを利用した。もともと4ヶ月前に予約した便はキャンセルされ、2時間あとの便に組み替えられ、しかも目的地は一緒だが、乗り換え空港も変更が搭乗一週間前に知らせて来た。
しかし当日に携帯テキストで45分遅れをぎりぎりの知らせも来た。こちらは初めて空港で早めに自宅を出たが、運転手が何度も迷ってしまい、逆に出発便の遅れがあったので助かった。

いざ、ゲートに付くと、45分遅れてもまだ搭乗する便が、ハブ空港の1つクリーブランドから到着していないという。この便に乗る予定の乗客が焦りだした。さっさとその便を諦め、他の乗り換え空港で目的地に行くように変更するため交渉の列がゲートに早出来た。

乗客としても40分の乗り換え時間は危険だ、次の便に間に合わなくなって、泣き出す乗客もでた。『どうしてくれるの、xxxに間に合わない、今日中にサンフランシスコに着けないなんて」と、上空飛行中に泣き出すおばさんを周りが同情と、共情をして盛り上がっている。私は予定の一時間遅れで、自動的に乗り換え値が変更になってロス空港につき、長い長いHartsレンタカーの行列に更に一時間以上並んで、目的地に予定日内に到着したが、疲労困憊した旅となった。一昨年のナイアガラ滝へ行く為のバッファローでのAvisもすごい行列だった。だから大手のレンタカー会社を避ける様になったはずなのに、また航空会社の甘い言葉に惑わされて、ハーツを予約したのが、間違いだった。こらUnited

Virgin Americaでの1時間の飛行時間も確かに快適だった。しかしちょっと待て頂きたい、効率ばかりを重視して、飛行機の安全性や機内の清潔を軽視していないだろうか。
そして、最後の旅はまたUnited で東海岸へ戻って来た。最近やたらとセールをかけてくるレッドアイ便(真夜中に出て、早朝到着の便、西から東へ飛ぶ便に多い)にて、また疲労困憊の旅を繰り返してしまった。まったく、体力の低下を感じている昨今だから、離発着の時間をもっと気をつけて予約せねば。

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