11/08/2010

韓国の経済成長に憂い〜その陰に子どもたちが犠牲になってはいないか

前に韓国の若い旅行者がヨーロッパや
北米に溢れていると書いた。
それはとりもなおさず韓国が経済成長したと云うことで、
個人的には歓迎しているとも書いた。

一方
アメリカの長年の経済成長 は、アフリカやカリブ諸島からの奴隷の無償労働いわゆる強制労働
Stolen Laborや、インディアンの土地からの天然資源を許可もなく強奪した Stolen Resourceのお蔭という。
それらがなかったら、ここまで経済大国にならなかった。個人的には、もっとアフリカやカリブ海の島々にその限りある資源、資本をこの国は返すべきだと思っている。

それと同様、日本の戦後の経済成長には、
朝鮮半島から強引につれて来られた労働にかなり帰することがあると考えるから、
韓国が経済成長して来たことは、日本と古くは朝鮮半島三国の歴史からも、
喜ばしいことだと考える。


しかし喜んでばかりはいられない事態が、現在韓国でおこっている。

一国の経済成長のしわ寄せが子どもたちに来ているのではないかと
考えられる出来事が頻繁に、この北米で見聞きしだした。

それは日本のバブル経済発展時と似たような子ども、家庭のひずみ問題が表面化している。
70年後半から80年代にかけてはじまった社会現象が日本でバブル経済期と重なっていた。

学校では教育地獄と称され、いじめや自殺が多発し、家庭では児童虐待、親の養育放棄が
社会ニュースを賑した一方で、経済は高騰し、家庭では父親不在が叫ばれた。

同様の事態が経済成長著しい韓国でおこっているようだ。

ここ6−7年前から北米の
中高に韓国からの留学生が、それこそ挙党を組んでというぐらい押し寄せて来た。
学生ビザを出す寮制の私立中高には15人以上が各高校で受け入れ始め、
公立中高にも父親を韓国で働かせといて、母親同伴で北米の中高に
何家族も来ている。
ここマサチューセッツばかりではない、
コロラドでも、西海岸でも、ニューヨークでもおこっている。
次の記事、ビデオを見て頂きたい。
たとえば、兄や姉が大学進学したら、そこにまだ中学や高校の妹や弟を送り込んで、中高からアメリカの
教育を受けさせる。


その裏にはアメリカで教育を受けさせれば、就職に有利だ。と言うことらしい。
そのために親戚中に借金をして、わずかな知り合いを頼りに子どもに教育を受けさせるために
家族でアメリカにやって来る、もしくは中高生だけを送る家庭もでてきた。

大学教授の子息、子女、高校の教師の子弟、
かれらは自分たちの子どもたちを韓国の教育を受けさせたくないのか、どんどん送っている。よく私のつとめるマサチューセッツの小さな私立高校へも問い合わせが殺到し、相談を受ける。

一方本国の韓国では、
子どもたちをアメリカに送り込み、父親は韓国にのこって仕事にしゃかりきになり、
母親は子どもの学校でのテスト教育を第一に考えるようになる。

韓国の学校ではいじめが横行したり、子どもの拒食症が出て来る。
これは、直接韓国から来ている友人や、親、教師から聞いた話だ.
こうした話しを聞く度に、それじゃ日本の80年代とかわらないじゃない、
子どもの自殺が増えて来ると、今度は精神が病んだ大人も増えて来るよと警告すると
正にそうなりつつあると、彼らは口をそろえていう。

ある韓国人は中学から、中国やオーストラリアへ留学させられ、姉が米国の大学に進学したことをきっかけに
高校大学と北米へ留学している。が大学へ入った今は、自分はアメリカの高校や大学が好きだが、
韓国の教育制度や年少者の精神を憂いているという。

韓国からの娘のクラスメートは、
親戚やその友人という繋がりを頼りに、韓国から中学留学にやって来た。
このクラスメートの従兄弟たちも皆、韓国から近くの全寮制女子高校に通っている。

近辺の10校近くある私立高校は、一学年60人の生徒に15人前後の韓国人生徒が占めるお金持ちの全寮制がここら辺にはあちこちにある。また比較的学生ビザが取得しやすいこうした私立高校では、
全額授業料を払ってくれる韓国人留学生を呼び入れるための、
寮のない学校でも、ホスフォファミリー探しなど、あの手この手で誘い込む現象がみられる。

昨日もここら私立学校ばかりを集めたサッカーリーグのトーナンメント決勝戦の応援に行って来た。

対戦校は全寮制の高校、ここにも韓国人選手が数人いた。応援席にも
十人以上いる。皆はじめてなのに、
すぐ韓国語で仲良くなって、対抗戦の相手同士のチームでつるんでいた。
みんな高校から国を離れて、すぐこちらの高校の寮で暮らすからだろうか。

日本が経済成長の時代、父親不在が叫ばれ、家庭崩壊が社会問題となった。
同様のことが今、韓国でおこらなければよいが。
韓国の親たちや、留学を経験している青年たちが
経済成長の陰に
子どもたちの健全なる成長が見過ごされているのではないかと憂いている。

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