12/29/2010

粉雪と寒風でNY/NJ交通網完全麻痺、パニック状態の40時間空港で

息子一人を日本へ送り出すため、ニューアーク空港コンチネンタル便12/27月曜日発にあわせて、大雪の中、NYへ日曜日向かいました。宿泊先は地元ニュース中継車が雪の最悪コンディションを撮影していたウエスト72丁目あたりのアパートホテルです。ホテルすぐ下にとまった実況中継車から、なんども戸外へでないよう呼びかけています。

州立列車の管制塔で働く妹婿は、刻々と道路や北米東海岸の最悪状況が入っていて知っているので、列車でニューヨークへ迎えと忠告してくれます。しかしその専門家の忠告を、自分は雪国のドライバーだからと振り切って、夫は四駆車でNYへいつもの2倍かけて恐る恐る着きました。途中、ニューヨーク市内に入って坂の多いマンハッタン島では、除雪が間に合わないので、道路のあちこちで車が立ち往生したり、滑りまくっていました。それでもなんとかインターネットで予約しておいたアパートホテル着くと、予約が一方の部屋には入っていない!

それもクリアして、車を近くのパーキングに入れ、とにかく食事にでると、もう足下がぐちゃぐちゃになって、目の前も見えません。自分の運転の能力より、NY市の雪の処理能力を甘く考えていた夫と悪戦苦闘しながら、食糧買い込んで宿舎にもどると、ニュースは雪情報と交通網麻痺の情報ばかり。この雪は量よりも、スキーには最高の粉雪ですが、交通手段には最悪で、そのあと風もかなり吹いています。信号、道路も凍結しています。

それでも搭乗日の翌朝5時のニュースでは5時間遅れで飛行機が出ると云うことで、車は大雪のため既 にパーキング駐車場から出れないので、地下鉄と列車で空港へ向かい、7時間並んだ末、荷物がチャックインされて、安心したのも束の間、息子たちがゲートに入ったとたん、フライトは全てキャンセルされました。

だったら、どうして最初っから、今朝からキャンセルだとネットなり、電話で言わないんだ。
もう空港職員も、航空会社職員も、処理しきれません。
空港までの公共交通機関に乗り合わせた、空港作業員は自分たちはもう36時間働きづめ、自宅に帰るに帰れない、自分の車が雇用人専用駐車場から出られないから。またこういう時にもアメリカの労働法は頭を出します。36時間以上は連続働けないからと、、

12/25/2010

アメリカ移民、アメリカ先住民の子孫として、各家庭のクリスマス季の習わし

クリスマスは、確かにキリストの生誕を祝う儀式とキリスト教徒の人たちはじめ、一般にはそうなっている。
しかし、
これを普段、お世話になった人への付け届けをする
アメリカ風『お歳暮」の行事だと考えている人はアメリカにはかなり多い。

昨日びっくりしたのは、
このごろ我が家へよく私のことを「アンティ—」といってやって来る
インディアンの娘も、
「姉と母の、クリスマスプレゼント・ショッピングに付き合わなくて行けないから、母の元へ一旦帰る」といってクリスマスバケーションの留守番をあてにしていたのに、まんまと肩すかしをくった。
「あれっ」とは言えなかった。彼女はインディアンとしての誇りを持っていて、
おじいさんは私が世話になったメディスンマン。
マサチューセッツ州政府からもインディアンビューローを父息子と任せられている家系。
その家庭が
クリスマスプレンゼントの風習???
しかもこの娘さん、普段からキリスト教徒の弊害を講釈にやって来て、真っ向から「私がキリスト教徒がきらい」と言い切る。

クリスマスは一宗教だから、街も公共機関も休みにはならない。はず、、だが最近は90年代のPC論争(Political Correct 言葉に政治的、信条的、偏見を持たない運動)の時に、全てを中立な言い方で言いましょうと猛威を振るっていたマサチューセッツ州、その中心的な存在だったこのリベラルな街でも、
商戦をあてこんでぼちぼちだがクリスマスセールをやっている。

我が家のクリスマスプレゼントのことは前項でかいたが、
一般的にも、このプレゼントの交換はかなりひろがっている。
ユダヤ教徒や、イスラム教や、アフリカ系クワンザというクリスマスに対抗した儀式を祝いながら友人たちもクリスマスプレンゼントの交換をしている。

学校では先生にも、クラスでお金を集めてお礼をしたり個人的に送ったりする。
(日本だったら、固辞する先生もこちらではくれた家族にえこひいきをする訳でなし、単純に頂いたことに感謝して御礼状をいただく先生もいる)

また生徒たちはシークレットサンタといって、
アドバントのはじまる12月はじめに、自分の上げる人をくじ引きし、
12月学期末まで、何か自分がだれなのかヒントをあげながら、手作りのクッキーや、
手編みの帽子とか、お小遣いからすこしづつ、シークレットサンタからとプレンゼントを
ロッカーにおいておく。といった行事も我が校では恒例になった。


そして
親しい友人を自宅へ呼んで、または仕事先でお疲れさまクリスマスパーティーをする。
職場によっては、しっかりレストランを予約してプレゼントスワップ(交換会)をする。



12/24/2010

クリスマスの定番、ジョン=レノンソングと最近のプレンゼントの傾向

A very merry Christmas
And a happy New Year
Let's hope it's a good one
Without any fear
And so this is Christmas
For weak and for strong
For rich and the poor ones
The world is so wrong
And so happy Christmas
For black and for white
For yellow and red ones
Let's stop all the fight

http://www.veoh.com/browse/videos/category/music_pop/watch/v17102933CxcqNKcs

 クリスマスの様子も年々変わってきた。

なんといっても、かわったのはプレンゼントだ。
おもちゃや学習具、本なんかでは、子どもたちはもう喜ばない。それぞれの服の趣味や、興味がティーンエージャーとも成るとドンドン日々変わって来るから。もう車のトランクに乗らないほどというのは、もう過去のことになった。

クリスマスのプレゼントの中身が玩具から、本へ、やがて本屋やデパートの商品券へ、そして今は専ら夫の親や義兄弟に、普段お世話になっている郵便屋さんに、リサイクル/ゴミ集配などの大人にはチョコレートが定番で、こどもには現金が定番になった。味気ないといえば、味気ない。カードもなく、銀行でもらって来た封筒で、中には「はいはい習慣化しているから、やるんだぞ」とは義兄。夫もさっさと済まそうぜみたいにお金を配って歩くのみ。あああ、世の中には飢えているひとも、寒さで凍え死ぬ寸前の寝るところがない人もいるというのに。

しかしそこは寄付で節税しましょうのアメリカ。寄付をしていれば、贅沢しても罪の意識に苛まれませんよ的な経済意識を持つ人がおおいアメリカ。(とちょっとハスにみてしまう)
あらゆる寄付のお願いが郵送で、メールで、電話でやって来る。
学校からも、一クラスで何家族かの家族を養子として、プレゼントや食事を寄付しましょうとやって来て、
息子は毛布を小遣いで買い、娘は缶詰をもっていった。それで偽善ごっこの12月は始まり終わって行く。
また11月の終わりの感謝祭が過ぎると、すぐ救世軍の寄付金用のをバケツを持った人がベルを片手に、各スーパー、ドラッグストアー、街角に立つ。ある中年のおじさんは「お、もうジングルの季節か、師走に成らないのに、まだ早いんじゃないか」とかいいながら、ジングルの伯母さん(救世軍)が笑顔を投げかけていても足早に通り過ぎて行く人が街中に溢れる、そんな季節でもある。
 しかし
サンタさんの乗り物は、ここ数年変わらないようだ。
ショッピングモールへ一目散にスピードを上げている老若男女に人気なのは、
トナカイに引っ張られたソリじゃなくて、RVと称するジープ形のレジャー車が
普段がらんどうなモールや近場の商店街の駐車場を埋め尽くしている。

それでももう一つ変わらないものもある。

12/18/2010

18歳、市民としての責任と義務

米国籍と日本国籍をもつ息子が18歳になったと同時に、JURY duty 陪審員の通知をもらった。

18歳になる数週間前にも、男子だからselective serviceの通知が来た。
内容といえば、緊急時には国のために闘うことを誓うものだ。
これらは義務と一般には言われている。
が本人が希望すれば
ドイツの稿でも書いたが、良心的兵役拒否をすることもできる。
しかし米国の場合は、大学の授業料ローンが受けにくくなるし、煩雑な書類に署名を言い渡される。

だが息子の命を、母親としては国というより、一部の政治家の判断に任せたくない。
だからこの良心的兵役を拒否するように、母親としては彼が判断するよう願っている。
しかしそこはティーンエイジャー、親の言うなりに行動するものか、、
自論があり、判断を任せられてもらってないと思うと、どこまでも反発を食らうはめになる。
こちらは、
かえって逆効果にならないよう、慎重に上からの目線でなく、あなたの判断は尊重するという態度を見せながら、息子と話し合いの席にもっていけるよう、頃合いを見計らう日々がつづいている。

18歳になるとあらゆる責任が法的に出て来るのも、アメリカだ。
選挙民として登録することも可能になる。
先ず、自分がどういった政治的立場の人々に、自分の意見を代弁してもらうかを考え、
選挙登録をして、政党を記載する。
これらはすべてソーシャルセキュリティー番号と連動しているから、
免許取得とも、大学の学生番号とも連動し、保険証とも相なってくる。、
18歳になって、周りから成人として扱われ、本人も自ずと意識、我というものをもつようになる。

12/15/2010

米国の高校での脳科学の授業と 医療技術の進歩と 

アメリカの高校では、公立でも私立でも
生物の授業や、解剖学、心理学の授業で
脳の仕組みや、神経系統のはたらき、医薬品の効能と副作用、ドラッグや薬草の脳や神経系統に及ぼす影響等のクラスがある。

先日もある10年生のクラスでは、
「カフェインの脳に及ぼす影響と、心拍数との関係」をやっていた
カフェインには、コーヒー、茶、ココアなどの嗜好飲料の他、ソーダ、チョコレート、エネルギー補給飲料水などなど普段から高校生(最近アメリカの高校生も多くが、日本のおじさんや塾通いの小中高
生の間で問題になった、カフェンイン含有量がコーヒーよりも高いエネルギーがレッドブル(商標名)の浸透とともに他製品も普通に自動販売機でかえるようになった)が接しているカフェンインの影響を実験観察させる。

またある9年生のクラスでは、いきなり違法
ドラッグの脳への影響をレポートさせたり、

植物学で世界中の薬草を紹介して、その使用方法と効能を説く。

また12年生では、具体的に医薬品の詳細な副作用をレポートさせたり、統計学との関連で、副作用から身体反応の確率まで教えている。

だからかどうか、アメリカの大人も青少年も、医薬品の名前をだれでも普通に知っていて、一般会話にも良く出て来る。
たとえば鎮痛剤と言わずに、
アイボプロフィン、
風邪薬/解熱剤と言わずに
タイロノール
抑うつ剤と言わずに、
プロザック、
などなど、、、
日本でも腹痛薬といわずに、正露丸とか、
頭痛薬といわずに、バッファリンとか、
かゆみ止めの代わりに、母の世代はムヒとかキンカン、
私はよくウナと呼んでいた様なものだろう。
 それだけ、使用頻度が日常化しているということでもある。
それゆえ、高校生にも普通に教えるし、その怖さも知っておいてもらおうというものらしい。
我が家の高校生の娘も、息子も、
我が家の洗面所の薬箱に入りきらないので、台所の食器棚に普通にあるホメオパシー(西洋家庭薬)や漢方、ビタミン/ミネラル劑を当たり前のようにとっている。
免疫剤として薬草エクネジアや、
口の周りに疲れると出て来る熱花や口内炎には
Lysine アミノ酸、
さらに風邪の弾き始めにzincやビタミンcを
そして疲労にはビタミンB12で
寝られない時には
Camomile のお茶やValerianの薬草、
などなど、、

ところが2週間前、息子たちのクラスメートの女子生徒に大変な事故があった。
親知らずを抜歯しに、口腔外科で全身麻酔を点滴されたら、全身がアレルギー拒絶反応を起こして
呼吸困難になり、救急車で二つの大病院に運ばれた。
数時間前まで元気に一緒に勉強していた友だ。

昏睡状態に陥った18歳の彼女は集中治療室ですべて人工による生命延命機をつけられ、Sedationを投与して体温を下げられ、一旦脳や呼吸の循環機能を含めた、人が人として生きていく人体機能を全て人工で補い、低体温にしてアレルギー反応を治めた。しかし2日後に医師が彼女の体温を戻そうとしたら、またアレルギー反応がでたので、再度体温を下げた。そして今は生命の危険を脱したので、徐々に体温を上げて、リハビリを始めた。

本当におどろき、夜も眠れないほど心配した。そして彼女の回復を祈り続けた。もう祈るしか身内でも、だれでも方法はないかに思えた。でも彼女の生命力は強かった。息子が見舞った時には、片言話せるようになり、数日前から携帯やインターネットで元気な姿を見せてくれた。

医療の先端技術を目の当たりにし、また麻酔という医薬品の副作用を思い知らされた事故だった。
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まだまだ続く、アメリカミリオンネラーの味方ブッシュ、レーガン政権のつけ

 日本のブログでオバマ大統領が窮地に陥って、クリントン元大統領にきいたら、
「日本の経済混迷状態の様になるな」といわれたという.
これをさして、
クリントンは日本嫌いだといった政治評論家がいたが、あまりに短絡的だ。
しかしもう既に、政治力もないクリントンにどう思われ様がいいが、

問題はこの
ブッシュ政権中に期限付きで国会を通した
高収入者ミリオネラ—の減税の法案が、
オバマ政権中、間もなく期限を迎えるのでどうするかという、問題だ。

ブッシュ政権が自政権の終焉が来ているから、
間もなく来る選挙を睨んで、金持ちにこびを売ってたてた減税法案だった。
しかし、
民主党になるであろう次政権を揺らすように、次の政権時代の真ん中で期限を終わらせるように法案を作った.

するとこの難題を請け負った現政権は、まず目の前の選挙を考えて、そのばしのぎで同様に高収入者には税金カットの法案を通そうとした。

まさに国民をバカにしたデモクラシーの構図だ。
金持ちの見方、共和党と法案取引をしたり、
後先考えずに、目前の税金を減税して、基幹産業のごまをすったりと、
どれもこれも選挙での勝利を考えてばかりの、小手先の作戦が、大多数の住民の暮らしをドンドン窮地においこむ。

もっと何も恐れず、未来を見据えた法案を取引なしに通す勇気が現政権にかけているのでは、
とは 世界経済、中東史、米国経済史を高校で教える夫の話し。



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12/09/2010

"Today In America We Have The Most Unequal Distribution Of Wealth Since ...



彼の力説にも関わらず、中間層から税金をさらにとって、ビリオネラー、ミリオネラーに税を返済する
法案が上院を通った?? (一部の共和党議員も反対していたのに)ようだ。住民は怒りにくるって,
もう話もしたくないって。



ンンンン、、、
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12/05/2010

米国経済の巷ばなし その2

http://www.youtube.com/watch?v=VVqwgDiQvOM&feature=player_embedded

北米の中間層が危ない、どんどん税金で締めつけを食らっている。

今、米国国会で大論争なのが、

中間層からの収入税をそのまま据え置きにするか、
高収入(ミリオンネラーは数10億万長者、ビリオネラー兆円の資産がある人)税金をカットするか。

20世紀初頭の世界恐慌以来、国全体が経済の貧窮に面し、
職を失い、食べれない、住むところを追い出された人が、大都市だけでなく、
地方にも蔓延して来ている一方で、相変わらず高級住宅街があちこちに点在する国。
そこで全うな教育を受け、卒業してからも、安定した生活を送ることは並大抵のことではない。

とうとうリパブリカン、金持ちの支持者がおおい共和党議員も立ち上がった.

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11/30/2010

経済の二極化

アメリカ経済の二極化は今にはじまったことではないが、
金のあるところには、どこまでもお金が集まるという構図が
米国の暮らしでさらに拍車がかかっている。

つまり中間層の暮らしづらさと、もともと低収入な家庭も生活がドンドン脅かされている。

医療制度しかり、
教育制度しかり、
税金制度しかり、
住宅事情しかり、
雇用の実態しかり、
アメリカンドリームというけれど、実際には日本の今風の勝ち組のごとく
年収1千万以上軽くなければ、家族がいると
ぎりぎりの暮らしを強いられる。
 程々に中間層という人々がどんどん暮らしのあちこちで脅かされているからだ。

歯科医は分化が進んで、たとえば歯科矯正だと、矯正医の他、歯科医、歯科根治治療医、口腔外科医、衛生医、ともし高額な歯科の保険に入っていなければ、それぞれ二−三千ドル(2−3十万円)づつ請求されたりする。
そして教育、以前にも書いたように、公立私立どちらも(自州でなければ)授業料だけで年間400万近くを
多くの学生が奨学金やローンで賄う。生活費もあわせると年間5万ドル以上を4年大学だと必要になる。
よって卒業時には100万ドル(1.1千万)単位の借金を背負う。

税金は控除の申請対象が確かに多いが、年金制度に医療制度にがっぽり持って行かれる。
投資でも、蓄えから投資額の年数によって、ここマサチューセッツなどは、州税へ、さらに連邦税へ申請が義務づけられている。
職場で差し引かれてから、さらに個人が自分でもしくは税理士に依頼して、国へ各州へそれぞれ確定申告する。

住宅制度は都市の不動産額の高騰とともに、郊外や田舎でもマイナス経済成長であっても、あちこちにいる高額収入者が高値で買いとるので値を下げない。

大学を卒業しても、大学院で博士号をとっても、経済や理系の先端技術でなければ就職は困難である。


それでも若者は何を頼みにして、教育を受け、将来の希望を見いだせというのか、親として、教育者として指導にあたると迷ってしまう。

たとえばfacebook を創設し20代でビリオネラーになった Mark Zuckerbergの例や、
ハリーポッターの映画主役ダニエルは4っ目のマンハッタン億ションを購入した。
日本の国の財政から収入をえている歌舞伎役者が六本木で豪遊していたり、
インドの若きムンバイの億万長者がマンハッタンのど真ん中に数億ドルかけて高層住宅を建てたり




といったニュースを目の当たりにすると
自分もあたかもその可能性があるようにみえてくるようだ。
はたしてこうした一頃アメリカンドリームと呼ばれた成功物語は
誰にも努力と運があれば公平に可能性があるものだろうか。

こんな世の中で「お金が全てじゃないのよ」と青少年たちに説くには、よほどの説得力がいる。








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11/21/2010

ドイツ徴兵制廃止の報をうけて

先日の日本からの新聞で
ドイツ、スウェーデンでの徴兵制の見直し、廃止の報が記事になっていた。
EUでは上記の国以外に
すでに徴兵制の廃止を決定している国もある。
台湾でも、中国との融和を望んでいる現政権によって、5年後の廃止を考えているとの事。

ニュースソースによると、徴兵制廃止の背景に経済的理由を挙げているが、
実際のところかなり多くの若者が良心的兵役拒否(自分はこういう理由で兵役を拒否すると堂々と回避するのでなく訴え、認められる)を認めていて、
兵役の年齢に学校へ行ってれば、卒業まで何年間かは兵役を先延ばしできる
(兵役を免れるために)ドイツの友人はかなり年をとっても学生しているものが多かった)とか、
兵役の年数だけ、軍隊にいくより福利厚生等の社会サービスに従事する事が
容易に認められているので、徴兵制があまり意味をなさないようになったとの理由もあるらしい。

その一方で、先回投稿した韓国からの
急激な留学生数の理由は、実は韓国の厳しい徴兵制にあるのではないかとの私見を
何人もの韓国からの留学生や、その親御さんにぶつけてみた。
しかしそれはあり得ないという答えが一応に返ってきた。
つまりいくら海外に兵役を免れるため留学したとしても、兵役の時期がずれるだけで絶対に免除されない、
何かの形で免除されたとして、それはとても不名誉な事になるから、兵役拒否は韓国ではあり得ないという答えが圧倒的だった。
だから私の韓国からの米国への留学生の多さは、
むしろ先回の投稿のごとく、留学という学歴の異常なほどの偏重にあるようだ。

4年前のヨーロッパ旅行の旅先どこでも見かけた韓国人バックパッカーは
ドイツでも、イタリアでもギリシャでも、たいてい女子学生2−4人位のグループに、鞄持ちのような男子学生が一人くっついていたが、青年層の男女差人口のバランスはどうなんだろう。

11/08/2010

韓国の経済成長に憂い〜その陰に子どもたちが犠牲になってはいないか

前に韓国の若い旅行者がヨーロッパや
北米に溢れていると書いた。
それはとりもなおさず韓国が経済成長したと云うことで、
個人的には歓迎しているとも書いた。

一方
アメリカの長年の経済成長 は、アフリカやカリブ諸島からの奴隷の無償労働いわゆる強制労働
Stolen Laborや、インディアンの土地からの天然資源を許可もなく強奪した Stolen Resourceのお蔭という。
それらがなかったら、ここまで経済大国にならなかった。個人的には、もっとアフリカやカリブ海の島々にその限りある資源、資本をこの国は返すべきだと思っている。

それと同様、日本の戦後の経済成長には、
朝鮮半島から強引につれて来られた労働にかなり帰することがあると考えるから、
韓国が経済成長して来たことは、日本と古くは朝鮮半島三国の歴史からも、
喜ばしいことだと考える。


しかし喜んでばかりはいられない事態が、現在韓国でおこっている。

一国の経済成長のしわ寄せが子どもたちに来ているのではないかと
考えられる出来事が頻繁に、この北米で見聞きしだした。

それは日本のバブル経済発展時と似たような子ども、家庭のひずみ問題が表面化している。
70年後半から80年代にかけてはじまった社会現象が日本でバブル経済期と重なっていた。

学校では教育地獄と称され、いじめや自殺が多発し、家庭では児童虐待、親の養育放棄が
社会ニュースを賑した一方で、経済は高騰し、家庭では父親不在が叫ばれた。

同様の事態が経済成長著しい韓国でおこっているようだ。

ここ6−7年前から北米の
中高に韓国からの留学生が、それこそ挙党を組んでというぐらい押し寄せて来た。
学生ビザを出す寮制の私立中高には15人以上が各高校で受け入れ始め、
公立中高にも父親を韓国で働かせといて、母親同伴で北米の中高に
何家族も来ている。
ここマサチューセッツばかりではない、
コロラドでも、西海岸でも、ニューヨークでもおこっている。
次の記事、ビデオを見て頂きたい。
たとえば、兄や姉が大学進学したら、そこにまだ中学や高校の妹や弟を送り込んで、中高からアメリカの
教育を受けさせる。


その裏にはアメリカで教育を受けさせれば、就職に有利だ。と言うことらしい。
そのために親戚中に借金をして、わずかな知り合いを頼りに子どもに教育を受けさせるために
家族でアメリカにやって来る、もしくは中高生だけを送る家庭もでてきた。

大学教授の子息、子女、高校の教師の子弟、
かれらは自分たちの子どもたちを韓国の教育を受けさせたくないのか、どんどん送っている。よく私のつとめるマサチューセッツの小さな私立高校へも問い合わせが殺到し、相談を受ける。

一方本国の韓国では、
子どもたちをアメリカに送り込み、父親は韓国にのこって仕事にしゃかりきになり、
母親は子どもの学校でのテスト教育を第一に考えるようになる。

韓国の学校ではいじめが横行したり、子どもの拒食症が出て来る。
これは、直接韓国から来ている友人や、親、教師から聞いた話だ.
こうした話しを聞く度に、それじゃ日本の80年代とかわらないじゃない、
子どもの自殺が増えて来ると、今度は精神が病んだ大人も増えて来るよと警告すると
正にそうなりつつあると、彼らは口をそろえていう。

ある韓国人は中学から、中国やオーストラリアへ留学させられ、姉が米国の大学に進学したことをきっかけに
高校大学と北米へ留学している。が大学へ入った今は、自分はアメリカの高校や大学が好きだが、
韓国の教育制度や年少者の精神を憂いているという。

韓国からの娘のクラスメートは、
親戚やその友人という繋がりを頼りに、韓国から中学留学にやって来た。
このクラスメートの従兄弟たちも皆、韓国から近くの全寮制女子高校に通っている。

近辺の10校近くある私立高校は、一学年60人の生徒に15人前後の韓国人生徒が占めるお金持ちの全寮制がここら辺にはあちこちにある。また比較的学生ビザが取得しやすいこうした私立高校では、
全額授業料を払ってくれる韓国人留学生を呼び入れるための、
寮のない学校でも、ホスフォファミリー探しなど、あの手この手で誘い込む現象がみられる。

昨日もここら私立学校ばかりを集めたサッカーリーグのトーナンメント決勝戦の応援に行って来た。

対戦校は全寮制の高校、ここにも韓国人選手が数人いた。応援席にも
十人以上いる。皆はじめてなのに、
すぐ韓国語で仲良くなって、対抗戦の相手同士のチームでつるんでいた。
みんな高校から国を離れて、すぐこちらの高校の寮で暮らすからだろうか。

日本が経済成長の時代、父親不在が叫ばれ、家庭崩壊が社会問題となった。
同様のことが今、韓国でおこらなければよいが。
韓国の親たちや、留学を経験している青年たちが
経済成長の陰に
子どもたちの健全なる成長が見過ごされているのではないかと憂いている。

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11/01/2010

ハロウィーンAll Souls Day は 冬のはじまりに、レガッタ観戦に5時間ドライブ。米国の親のスポーツ観戦

今年は穏やかな秋の日々だったので、ハローウィーンも
きっと温かい夜になるだろうと期待していたのに、、、当日の昨夜は冷え込んだ。ほぼ零下になった。

翌日の今朝も、車の窓が霜で真っ白になって、霜月とは良く言ったものだと感心しながら
車のフロントガラスの霜とりスクレーパーを出して来て、凍えながら霜をさくさく取り除いていた。

昨年など雨まで降って、凍えた夜を子どもたちはtrick or treatをしに近所まで繰り出して行ったが、
今年は、なんかハロウィーンの習慣で街へ行ってみたものの、寒くて即座に帰って来たようだ。

もともとハローウィンはアイルランドのキリスト教が伝教するまえからのAll Saints Dayというお祭りだったそうで、カボチャを彫るのも元々アイルランドの慣習とは、昨年も投稿した。
またカソリックでもall souls Dayといって、冬が到来する時、死者の霊も大地に戻ってくる日と聞いている。
だからハローウィンで、戻って来た霊を追い返すのだそうだが。

毎年大人子ども挙げての凝った飾り付けをするわが町、昨夜はいつも幽霊屋敷ならぬ、
レゲーバンドが田舎の通りに出現したそうで、
霊を音楽でおびき出すのか、歓迎し、送り出すつもりだろうか。

しかし一日の大半を、実は更に北へ運転すること2時間半、カナダ国境近くの湖畔でのレガッタ観戦に行って来た。
昨年の息子に代わって、ことしは高校に入ったばかりの娘がレガッタレースに参加したためだ。
前夜のハロウィーンの仮装パーティーに参加した後、
翌朝5時出発して、10分のレースのために
往復5時間かけて出かけて行った。

もう寒い寒い、何を着ても、毛布をかぶっても、何を体にいれても寒い〜〜!!
しかしどこの高校生もやる気満々!!
この寒空の中、殆ど露出している薄いシャツ一枚で水上を
8人で、4人で、オールを漕いで5キロの時間を競い合う。
一方一緒に来た親たちはテントを用意し、トラック、トレーラーまで持参して朝食と
ランチをその場で料理し、観戦グッズと、毛布、スキーウェアーをしっかり着込んで子どもたちを応援する。

アメリカのサッカーママの加熱ぶりは以前お話ししたが、
ここにも寒い中、高校生の娘と息子のためなら、たとえ10分の観戦であっても
数時間かけてやって来て、応援する父親、母親の姿がありました。(私もその一人ですが)

しかし子どもたちのスポーツもお金が勝負を左右するのではと思うことも。
お金のありそうな高校はユニフォームも一艇何万ドルもするボートも全然格が違う。応援団の料理のメニューも違う。ここは全米でもリッチな競馬場、サラトガスプリングス、その周りの牧場やマリーナに劣らないトレーラーや温かそうな仕出しケーダーリングの応援で、子どもたちはcrewに励んでいます。

私ですか、ひたすら「アーーー寒い。」と震えてばかりで腰をさすっていました。
当の本人、娘は初心者にしてはがんばったようです。スタート地点から見る限りはですが。

今年の北米ニューイングランドは、早くも先週から山間部では雪が降り始めました。
スキー場が喜びそうなシーズンになりそうです。今週末から夏時間がもどります。
ようやくお天道様が顔出す位に学校へ、仕事へ出勤することができます。今は暗闇の中、7時に子どもも親も家を出ますから。枯れ葉の大掃除が待っています。葉っぱは彩りもまばゆいばかりに輝いて、今は大方地面に着地しました。




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10/24/2010

Micro Organism の世界その2

 今回は、Microの世界の微生物というよりは、菌類よりもう少し大き目のノミ・ダニの世界のおはなし。

さて、ノミ、ダニは戦後の話と思われる日本の御仁も多いはず。
そうばかり言ってられない。
生活習慣の違う国との行き来や、
日本でもアメリカでも温水プールでシラミをもらってきただの、
南京虫を海外旅行でもらってきたとは、よく聞く話し。
しかしお隣のコネチカット州ダニからライム病が見つかったというニュースは
私たちの暮らしぶりを随分変えた。

このライム病とは鹿に寄生する鹿ダニが

人間や犬猫に寄生して、ダニが血管から侵入して全身にまわり、数ヶ月 から数年後にはライム病として神経痛、関節炎とにた症状から、パーキンソン病と誤診されるほど倦怠感におそわれることもある。この治療は今のところ、強い抗生物質の投与のみ。

以前にも投稿したが、このライム病に我が家の犬も夫もかかた。
夫は数週間の抗生物質の投与を余儀なくされ、犬は2ヶ月間、抗生物質をとり続けている。
すると犬の性格がすっかり変わってしまったと思われるほど、この抗生物質が効いていて活動的でない。
このライム病の診断は、人間も犬も血液検査で調べる。
しかしこの血液検査でも発病していない陰性として出てくることもある。

野原を駆け回り、山々を散歩していた犬も人間もこのライム病が怖くて、自由に散歩できないと制約を受けることになる。鹿に寄生していたダニが人間にも非野生の動物たちにも寄生してくる。
野生の鹿が少なくなり、ダニはその寄生先をさがして、人間に乗り換えたのだろうか。

野生の動物がどんどん追いやられてきたことは確かだ。


話しはそれるが、安全運転
で評判だった息子の最初の運転の試練は
路上に突然表れた野生のアライグマの対処だった。
夜の雨にぬれた道にいきなり現れる野生動物たち、私たち人間は文明の産物、車を乗っていてもまたまだ彼らとの共生を学んでいない。
少なくとも保険や社会システムは前方不注意と判断し、容赦はない。
野生動物を避けようとして車をガードレールにぶつけてしまった息子に、
保険会社はせめて野生動物と接触してればと、、、のたまう。今後の保険金のためにも、
運転中、野生動物をみたら無理に避けようとせず、殺すように親として言えというのか。

人間の生活に、野生動物たちはこれ以上あわせないと行けないだろうか、
道路を横切って穴蔵に帰って休むことも、突然建設された高速道路の向こう側に彼らのいつもの水飲み場や餌場があろうと、命がけで渡る位なら、道路と同じ側で見つけろというのか。
野生動物ばかりでない、植生も大きくこの道路建設によって、
または私たち人間の暮らしを便利にするための副産物として、随分は変わってしまった。


あちこち話しがとぶが、、、、それはそうと今年はマツタケが長野、和歌山で35年ぶりの豊作だそうで、まだ松の木の病気にやられていない山林が日本国内にあったと聞いて、まずは少し安心。


さて微生物の世界に話を戻すと、
今朝異常な景観を目にした。それは高速道路の側の休日の工業団地で、
「インフルエンザ無料予防接種、実施中」との大きなたて看板があったかと思うと、
異様なほどの大人数の警察が、交通整理をしながら車を誘導して、次から次へと車に乗ったままの運転手や、自家用車乗客に注射していたようだった。
ううわーーーーと在米25年もの暮らしでも始めての光景に思わず、
まるでSF映画の中で見る様な光景に驚いた。

インフルエンザの予防接種といっても、いかに科学的に、医学的な根拠をもとに、
今年はこの型がはやるかもという予想ではないか。
こんな風に菌を次から次へ体にいれていってもいいものだろうか。
私たちの体の自然免疫力はどうなってしまうだろうか。
それこそ菌類と人間とのイタチごっこではないか。
と考える昨今の細菌事情と、微生物界と
野生動物、植生に関しての
素人の憂いである。


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10/17/2010

キノコ狩り、micro-organism菌類の世界、微生物の世界

雨の日々が続いた。山や野で野生キノコがきっとあちこち今年も生えているだろうなと近くの山々を横目で見ながら、今年はまだ一度しか野生のキノコを食べていない。
今年唯一食した野生キノコの名は
Chiken of the wood といグロテスクなオレンジ色のキノコ
名の通り鶏肉の味がすると友人たちには好評だった、
隣の農家から頂いた子羊とジンギスカン鍋にする。

例年は生きている生木に棲息するoyster mushroom 等をよくキノコご飯にもしていた。


しかし今年は5−6年前に広葉樹を伐って、椎茸の菌を植え付けていたのが4年前からあれよあれよ出始め、去年はおやすみだったにも関わらず、今年も一週間位前から写真のように固まってにょきにょき出て来た。

先週の雨のせいだろう。

キノコと人間には相性があると考えている。

キノコ料理はいろいろと考えられるが、まったく野生キノコと相性のない自分に比べ、アメリカ人夫は日本でもアメリカでも山にはいって野生キノコをどんどん採って来る。
それを人参や油揚げと一緒にキノコご飯にしたり、
焼いたり、天麩羅にしたり、
バターで炒めてもおいしいし、ごぼうなどのような味の濃い食材とでなく、葉もの野菜と炒めてもいける。

さてさてこの菌類は植物でもなく、動物界でもない特殊な世界をもつといわれている。

キノコたちとは相性をあう・あわないといった方がぴったり来る。

たとえば、栽培が不可能とされる松茸狩り。
17年前、
親戚の松茸がでるという山に母や叔母たちと入ると、
皆道なき急な斜面の山々を我れ先に入山する。この時期は他家が所有する山々に少しでも近づくと大変だからと、ちゃんと心得ている叔母たちは思い思いに入って行く。

私は子どもの頃よりこの赤松にあると言われ、在処を知らされてようやく松茸を採らせてもらえるのが関の山。とんと自力で採った試しはない。いくら生え方を監察しても、生える木の環境特徴を頭にいれて血眼に探しても、目の位置が違うからと思って、様々な姿勢で山を這いつくばっても、松茸は採れない。ところが初めて近辺の山々に入って、手ほどきを買うたわけでも、松茸がどんな生え方をしているか、教えられてもいないのに、アメリカ人夫は示された領域内にささっと入って行って、背負い籠一杯に松茸を採って来たではないか。あれには驚いた。

あれから15年以上、もう今では実家のある岐阜の山々ももう松茸が採れなくなった。松食い虫にやられて、あちこちで見られていた「松茸狩り」の看板も今は姿を消した。20年も前から松食い虫の被害が叫ばれていたが、もう山々が実らなくなったのではないかと憂う。

 その後アメリカに暮らし始めても、夫のキノコ狩りの触手は衰えない。

山に入っては山菜に、わさび、キノコ、栗等を採って来てはお裾分けしてくれる叔母に
言われた「手が覚えてしまうから、絶対怪しいと思うキノコは採ってもダメ」名言を守って、
ひたすら
「色が毒々しいものは食用でない」とか、「縦に簡単に手で割けられるもの食用」通説を信じず、
日本語、英語の図鑑を見て、次々と毎年とって来る。
もうそれは相性としか言いようのない巧みな技だった。

キノコは自然食愛好者の中でも、西洋東洋の混合医学のホリステックの医師の間でも、特に免疫に働きがあると
いわれてもてはやされ、
アメリカでも最近かなり注目されてもいる。煉瓦づくりの廃工場を茸栽培に利用したり、
自然食売り場や大手のスーパーでも通年販売している。いくら有機栽培だといっても土壌の汚染はかなり広がっている、だから有機・無農薬野菜よりキノコがより純粋で未来の食材という話しも20年以上前にきいた。

風の谷のナウシカでもキノコが核戦争後の空気を浄化している話しもまんざら、フィクションでないとみた。このキノコプームに便乗してガンガン化学肥料をいれて栽培するキノコ農家も出て来たとはあるスーパーのオーナーの話し。それではますます野生のキノコの有難さが注目されてもよいのではないか。



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10/10/2010

まっ赤な秋がやってきた






 ことしの秋はここニューイングランドでは、ゆっくりと確実にやって来た。暑い日々が9月中頃まで続いていたかと思うと、急に寒くなり、雨が何日も降ったあと、あれほどしんどい夏を越したおかげで、紅葉と穏やかな日差しのご褒美を頂いた感じだ。
朝晩の冷え込みと、日中の温度の上昇の差があればあればあるほど、葉っぱは色づくようだ。まっ赤な秋の山中で、地元インディアンの人々と日本の仏教僧と、アトランタでキング牧師を手伝っていた黒人の牧師さんを迎え、季節の実りをコミュニティーの中で祝い合った。

秋には春の香りとは違った匂いがある。冬の木枯らしとも違った、
ひと時の秋を近くの山や森でとれたキノコとともに、味わってみることにする。
天候がよいと人々の顔もほぐれる。ついつい外にでて、昼でもしたくなる今日この頃。

暑ーい夏を通り越し、雨の多かった早秋だったが、一時の安らぎを秋はもたらしてくれた。









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9/19/2010

アメリカの共通大学入試と高校の心理学の授業

アメリカの大学入試をするには公立私立を問わず殆どの大学が、共通テストSATやACTの受験を要求して来ることは、以前に投稿した。
今回はこの共通テストを行う前のはなし。
テストを受ける以前にテストセンターへインターネットで登録しなくてはならない。
これがなかなかの大仕事。

高校四年間の3年生から受ける学生が多い。
個人情報の登録にはホームページ5−6頁に亘る。
高校でどんな授業を受けたか、
どんな課外授業、社会奉仕活動、生徒会活動、校外会議や討論会に出席したかをすべて
記入しなくてはならない。日本ではこれらは、すべて高校からの内申書にはいるのだろうが、
これがホームスクールの学生や小さな学校だと大変。それらが親なり、少人数の職員の肩にかかって来るからだ。

それでも
 みな我が子や我が生徒の為にとどんどん記入していく。
授業も数学のサブカテゴリーまで、どんな内容を履修したかを問われる
三角関数、図形、統計、微分析、積分など
自然科学では、
化学、遺伝子学、生物、物理、電子力学、地質学、天文学、心理学など
社会科学では、
アメリカ史、世界史、地理学、地誌学、政治学、公開討論など
芸術の分野
音楽史、彫刻、絵画、デッサン、演劇、木工、陶器、楽器演奏、合唱、美術史など、
文学の分野
アメリカ文学、ヨーロッパ文学、世界文学、文学史など、
言語学
外国語2年間の必須
などなど
よく日本からアメリカの高校へ来て、単純に方程式の計算だけをみて、アメリカの数学は簡単だという保護者や学生本人の意見を聞くが、これだけ羅列してあるとかなりの質量をマスターしなければ行けない事に目をまわす。

息子たちの学校は確かに、全校四年生(アメリカの多くの高校は4年制で中学は2年制)で50人そこそこの小さな私立高校だが、
よく網羅していると感心してしまった。
年間10ブロックに分け1ブロック大体3−4週間一日2時間かけ学習していく。
これを一つ一つ、大学入試センターへそれぞれの履修時間数を登録していく。
そして学校側から各科目の成績表と履修単位と先生の推薦状と一緒に、志望の大学へ高校事務局から送られていく。これがホームスクールや、認定されていない学校へ通っていると、親と本人が全て用意して、
大検だ、高校卒業認定試験だという資格試験を受けなければならないようだ。

しかし心理学までは高校で履修できないだろう と思っていたら、
学生街が近くにあるよしみで、大学から教えに来てくれるし、殆どの高校の先生が博士号までとって専門的に研究していたか、あちこちの分野を研究していて幅広く網羅している。
語学と自然科学系、芸術系は大学の先生の授業だ。

息子たちのクラスは今年最初のブロックに心理学と海洋生物学のクラスを履修している。
海洋生物学で今日からメイン州の離島に渡り、研究キャンプに1週間行った。
心理学では、トラウマへの記憶という講義があったようだった。

一つ感心したのは、17歳の生徒たちが自分の幼少時代を振り返るとき、
ショッキングな 出来事は鮮明に覚えているということを学んだ事実だった。たとえばあるクラスメートは
木登りをしていて、木から落ちた事までははっきり覚えているけど、そのあと気がついたら介抱されて車にのっていたとだけで、どうやって落ちた地点から車に移動したかが意識がないというトラウマをもった友人の話しをひと仕切りしてから、息子は自分の幼少は楽しかったと言い切ったのには驚いた。
人はそうしたトラウマを鮮明に覚えているもんだが、
自分はそうしたトラウマとしての記憶がなく、思い切り遊んだ楽しい時間ばかりしか思い出せないという。
一方、娘は同じ日本の保育園でも、そこで園児にぶたれたり、 自分が泣いてた記憶ばかりを思い出す様で、
トラウマの大きさや、ある出来事をショッキングとするかどうか、まったく個人差があり、振り返る年齢にも関連しているのではというのが、
息子が心理学を履修したあと、我が家の夕餉での結論になった。


最近、学生が深く考えなくなっていると、私自身も若い学生と接してて感じるし、
この夏あちこちでそんな話しが聞こえて来た。
沈思黙考なんて聞いた事もない風な、若い学生達が
要領よく点数だけはとっていく。テスト慣れして、出題の傾向を教師ごとに分析した様な生徒だけが増え続けている。確かにアメリカもテストづくしになって、如何にそうしたテストで良い点数をとるかが評判のよい生徒であるかのように教育現場では見られているのは、日本でもアメリカでも同じようになりつつある。でも、考える力は点いているのだろうか。たとえばある留学生向きの共通テストでは、ある文章を一段落だけ、たとえば環境汚染について60秒で読んで、45秒で考えをまとめ、さらに90秒で自分の意見を一段落の文章にするという
分析力のテストも要求される。即考え、即頭を整理し、即文章にして自分の意見をまとめ表現する。こうした能力は発達したところで、深く考える思考力は養われるだろうか、そんなことを心理学ときいて考えていた。

親になっても、足腰が老化してきても、学ぶ事は果てしなくあり、
子どもに学ぶ事も日々増えていく事ばかりです。
「老いては子に従え」であっても「学成り難し」とはなりたくものですな。


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9/03/2010

Summer is over モンタギューにもどって

今年の夏は、ニューヨーク市中での講義のための6週間のアパート暮らしに、
さらに娘と娘の友達を連れての沖縄の離島へ足を伸ばしたり、日本中を飛び回って来た.

どこも暑い、暑い、経済もひどく貧窮しているのが眼に点いた.

ニューヨークも、雨の降っていたシカゴも、東京も、京都も、奈良も、名古屋も、国内最高気温の岐阜も、沖縄以上に猛暑と湿気でじっとしているだけでも汗が湧きでてくる。毎日の最高気温をチェックするのが日課となり、屋外の汗対策と同時に屋内の冷房対策に気をつける日々が続いた。

いやはや随分、エアコンと清涼飲料水、コンピニにお世話になりました。
食欲は減退し、体が悲鳴を上げている。暑いと汗の吸いきったシャツと、冷たい飲み物、さらにエアコンがないと暑さで夜中に目が覚めてしまう状態がつづいて、エアコンかけっぱなし状態が続いていた。
日頃の環境に優しい暮らしをめざす方針はどこへ行ってしまったのか。

どの空港におりたっても昔南国の空港で経験した
モアっとした空気が体をとりまく。

でも今モンタギューについて、エアコンもモアっとした空気もない
さらっとした空気が心地よい。エアコンの外気への影響がさらなるエアコンを必要とするその悪循環から抜け出た田舎暮らしもまんざらでもないと今更ながら堪能する。

さて昨日までいた日本では円高だから、輸出経済だけでなく、
滞日の会社はアウトソーシングを求め、雇用が低迷すると嘆いていた.
確かに店やモールや商店街を見る限り、消費も滞っているようだ。
低迷経済でも外食産業は、なぜか生き残れると聞いていたのに、
この外食産業も価格での競争を強いられているようだ。
地方都市の高級ブティックは軒並み廃業に追いやられ、
フリーコールでお繋げいたしますといって航空会社や大手企業の
問い合わせ電話は消費者に高くつく有料化し、
地方空港は一昔のプレペラ機をとばして、ゲートの節約か。
空港に活気がない。那覇空港と間もなく拡張オーピンされる羽田空港以外は、数年前の活気がない。
世界一と謳われたシカゴ空港も一部のターミナルを覗いて、なんとなく閑古鳥がないていた。

日本ではその他に銀行、証券、生命保険会社も雇用形態が変わった。新入社員はどこにもみられない。
大都市でも若者のスーツ姿はあまり見られなかった、新卒はどこへ行くんだろう。

これら新卒を送り出す大学側の悲惨な状況もあちこちで聞かされた。
今回、日本帰国便の機内で経済学会帰りの経営学者と同席した。
彼によれば日本のアカデミック界は悲惨だ、文部科学省の締め付けと見放されに喘いでいると嘆いていた。
同様な状況を何人かの日本の大学関係者から聞かされた。
大学募集人員が学齢の予備軍人口を上回ったと、どんどん大学、教育機関が潰されていく。
また日本へ来る留学生の質の低下、高等教育に関する限り日本はもはや韓国、中国にも見放されたようだ。

そんな中で唯一現時点で活気があったのが、
沖縄のビル開発(本土の20年前、一頃昔のビル乱開発をしのぐ)や
ニューヨーク市井での経済セミナールを牛耳るインド人のビジネスマンだった。
しかしこれらもどこまで続くのか、所詮どちらも一時の千金狙いのような観がある。

前に読んだ篠田節子の「静かなる黄昏の国」にでてくる一節をいつの間にか復唱していた。
「疲弊しきった老小国」の姿が今の日本や、小国ではないがアメリカの姿と重なる。
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8/05/2010

Milky way night train



 この夏に精読し、小論文まで書いてしまった
「銀河鉄道の夜」の蠍座の横を通過中の下りです。
読み返してみて、一番印象に残った場面のイメージビデオです。
一人でも多くの方に楽しんでいただけたらと掲載しました。

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6/24/2010

メキシコ湾海底採掘油漏れ問題 その2、バイオエネルギーの考察

ワールドカップに乗じているうち、とうとう
アメリカはアルジェリアを制して、決勝進出を決めた。

しかし外は真夏の陽気、子どもたちもいくら夏休みだからといってワールドカップ観戦ばかりはしていられない、早速サーフィンへ、日光浴へ大西洋岸に繰り出している。
energy secretary steven chu

メキシコ湾の油漏れはすでに対岸、フロリダ半島のメキシコ湾側に達し、やがてキーウェストからカリブ海の島々、そしてフロリダ半島から暖流にのってこちら米大陸東海岸、
さらには南米、ヨーロッパ大西洋岸に広がるだろうと予想されている。

ここで怖いことを米議会の公聴会で聞いた。(先ほどから何時間もそのニュースソースを添付しようとしているがテク問題なのか、でも興味のある人はこちらでご覧下さいhttp://www.msnbc.msn.com/id/26315908/#37887518)

というのも、現在メキシコ湾岸の油漏れに対処している技術は
70年代のサンフランシスコ湾岸のオイル漏れに
対処した技術と大差ないということ。
米国会議員の質問は「通信技術はダイアルから、iphoneの世代になっているのに、未だダイアル時代と同様の技術しかなく、それ以外になす術がないのか」と、するとオイル会社は「残念ながら」とこたえたようでした。しかもオイル会社は地球規模でドンドン同様に海底に穴をあけて、油を得ようと掘り続けている。 

メキシコ湾における原油の流出は史上最大規模での流出が続いています。27日には漏れた油井の弁を通して泥を注入するTop Kill作戦が取られましたが、BPは失敗に終わったと発表しました。(以下は毎日新聞によるその報道です)
高圧で吹き出す油のために、泥を思惑通りには注入することが出来ず、海面から高圧で圧送された泥は海に流れ出てしまったようです。とにかく、流出を続ける油井をふさぐことには失敗したのです。
当面は、漏れ出した油をポンプで吸い取る原始的な対症療法が続けられることとなりそうです。
 次なる方法は、油井に取り付けられた弁の上部を切断し、そこから油を回収する方法です。
5月30日10時23分配信 毎日新聞
【ロサンゼルス吉富裕倫】米メキシコ湾沖の海底油田事故で英国の石油メジャー「BP」は29日、重い泥を注入して油井を封鎖する試みに失敗したと発表し た。次の対策を始めるまで4日〜1週間かかるといい、米国史上最悪の原油流出事故は被害規模をさらに拡大させることになった。


海底1マイル(約1.6キロ)の油井上部に取り付けられた噴出防止装置に重い泥を注入し、セメントで固めて完全に流出を止める計画だった。成功率6〜7 割を見込んでいたが、26日以降注入した3万バレルの泥は、噴き上げる原油の圧力でほとんどが海中に漏れ出てしまったという。BPは今後噴出防止装置上部の破損したパイプを切断し、油の吸い上げ口を新たに取り付けて流出を止める方針だ。


一方、BPは同油田に2カ所の予備油井を掘削中だ。予備油井から原油を吸い上げれば事故油井からの噴出を食い止める根本的な解決策となるが、完成は8月になる見込み。
さらに昨日の朝日新聞の記事では、この公聴会に関して
『(6月)17日の公聴会は、英BP幹部が米国民に直接事態を説明する場でもあるため、ヘイワード氏は「事態の深刻さはよく分かっている。(事故のあった)湾岸地 域の人々に直接語りかけたい」と述べ、流出を止めるためにBPがとっている方策や、米政府と協力して全力で対策に当たっていることなどを順次説明した
米議会は、BP側がコストを優先して簡略設計を採用したことが事故の原因だと追及を強めているだけに、公聴会では激しいやりとりも予想される。』と 
では、一般住民は議会が誰の責任だ、どこが保証しなければいけないともめている、大統領が今後の1500m以上の深海油田採掘を凍結するとい発表したからといって、どうしたらいいのでしょうか。
まず石油の消費を減らす。省エネでしょう:車、電気にすっかり依存している暮らしを変えていかねば、
他の考察として、代替エネルギーがあげられるでしょう:たとえばバイオディーゼル車の使用とか。
しかしこれがまたイギリスを始めとして環境省、環境保護団体を始めとした研究者から警告が発せられています。
バイオディーゼル油を生産は、過去6年間の食糧価格の高騰の75%の原因と見られています。
このバイオ油は石油の10倍のエネルギーを使用して生産されといいます。
バイオディーゼルを生産するには、その原料となる食糧油を栽培しなければならず、その栽培の過程で
トラクターだの化学肥料、農薬だのを使用しますからそれらを生産、輸送にも石油は使われているというのその10倍のエネルギーがいるということでになります。世界のあちこちでバイオ油の栽培のため、畑作地が大幅に減少されていきました。植民地時代や戦中の時の商業作物のために、農民みずからも食べて行けなくなる畑作栽培が減って行く傾向と何ら変わりはないでしょう。

ソーラー車などまだまだ代替エネルギーはありましょう。でも私たち一人一人が大きな視野にたって、自分の暮らしを電気使用を減らし、車使用を減らすように変えていくしかないでしょう。さて、電気を利用したこのブログも夏休み少しお休みします。


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6/18/2010

ワールドカップが南アではじまった

夏休みが始まった、そしてワールドカップがはじまった。
ここアメリカでも、スポーツバーで、街角のカフェで
サッカーファンならずとも、スクリーンの前で
応援エールのかけ声があちこちで聞こえ、街に、家々に興奮した人々の熱気が伝わって来る。

アメリカでのサッカーは、野球やフットボール、バスケにくらべて下火なんて
国外では信じられている。

いやいや、なにをなにを
小中高どこの学校もサッカーファンは,課外活動やサマーキャンプ等でも他のどんなスポーツをもしのぐ。
しいていえば、そうしたイメージがあるのは、プロ野球チームやプロアメフトチーム、ブロバスケにプロホッケーチームの陰謀といわれている。確かにプロサッカーのスポーツ番組の放映は上記のスポーツ観戦にくらべて少ないが、子どものサッカー人口、親の熱心さは野球他どのスポーツにも勝る。

移民の国、アメリカで一世といえば日系人の場合は、日本でうまれたあと、米国へやって来た移民を指すが、
米語でいうファーストジェネレーションとは、アメリカで生まれた最初の世代という意味だ。
オバマ大統領しかり、アメリカで活躍しているサッカーちびっ子も
このファーストジェネレーションが活躍する。

とくにアメリカでのプロサッカー熱はガーナ出身でアメリカへ8歳で移民してきたアドゥーが14歳でプロ入りしたときに、かなり盛り上がった。かれは既に10歳でその才能が認められ、インテル・ミランなど欧州列強からもオファーがあったそうだ。このアドゥーをめざせとばかりに、数年前からサッカー熱はますます盛り上がって来た。8年前にもこの近くでワールドカップ女子の試合があった。息子たちはわざわざスタジアムまで観戦に行き、すっかりサッカーの虜に鳴って帰って来た。しかしそのときより先日W杯直前の(ワールドカップに客を呼び込む為の親善試合)ナショナルアルジェンチンチームとナショナルアメリカチームの試合はさらにチケットが売り切れになる満員盛況だったようである。

日米のちびっこサッカーに息子が参加していたことを振り返ってみても、サッカーママはどこの国もとても熱心だ。省エネと時間の問題で、遠征試合に息子の送り迎えを他所の親によく頼んだ。
しかしこちらも頼んでばかりでは申し訳ないと、たまには送りましょうかと、
アメリカでも日本でも申し出ると、どの親も毎回子どもの遠征試合は絶対見逃さないという気負いである。
もうとても熱心に応援し、姿勢がちがう。
米国の州代表チームを決める試合にでられる出場資格のあるプレミアムチームに息子が席をおいてた時などは、
一部の親は熱心のあまり、興奮して相手チームをなじり、駐車場へ退場を何度もくらっていた。
とほほ、子どもにそんな姿をみせられないと思うのだが、

必死な親はどこにもいる。
ポルトガル移民の子、
カリブ海の移民の子が、というより親がとても熱心で、かわいそうになる位
息子たちは失敗するとなじられていた。彼ら親もいろんな理由でアメリカに移民に来たにせよ、
サッカーの文化は、こうした彼らからアメリカでは盛り上がっていくのかもしれない。

今日も2010年南アW杯、アメリカvsスロバキアチームの試合があった。息子の友達らと観戦していたが、
面白いのは、スポーツ番組で雇われたイギリス人のニュースキャスターは
散々アメリカチームをこき下ろしていた。まだまだ上達の余地ありといって、
でも、アメリカチームが同点ゴールを入れたとき2−2で、まさしく洗練しきったゴールだと褒めちぎっている。
アメリカチームの行方が面白くなって来た。イギリス並ぶほどのチーム戦績だと言われだした。どうなるだろう。
早速、こどもたちのソーシャルネットワークfacebookでは、この試合で持ち切りだ。

一方、4年前ドイツでのW杯に応募してスタジアムで観戦して来た。その様子が、今月の
ブログタイトルに使用した写真である。 ドルトモント・スタジアムにて予選トーゴvsスイス戦の試合に繰り出した様子。

まだどこのチームとどこのチームの対戦か分からないままにとにかくW杯チケットをインターネットでパスポート情報と応援チームアフリカの小国の名前を書いてFIFA公式サイトで応募した。ドイツの友人たちはすべてこのインターネット応募に外れてしまったが、私たち家族は4人分のチケットを入手でき、友人に送られ検問ゲートを何度も通ってスタジアムに到着した。

スタジアム内に到着すると、興奮が伝わって来る。もうもう
敵味方なく抱き合う、私たちはスタジアム一杯の59900人のスイスの応援団の中、マイノリティーなアフリカの小国のチームの応援だったのに、隣の人とおたがい母国語でない英語で、ウェーブの打ち合わせをしり、ハイファイブなどといって手を叩き合った。

ドイツ国内は駅でも、アウトバーンのドライブインでも、人が数人集まればすぐ「オレーオレオレ」が始まって、街中にこだましていた。 その後、この2006年W杯準決勝や決勝戦はイタリア、ギリシャで観戦してきた。
アテネでも、ローマへの列車内でも、小さな街角のカフェも大きなスポーツバーも、歩道にまで巨大スクリーンを張り出して客サービス、またはサービスそっちのけで、みんながサッカーを介して一つになってエンジョイしきっていた。

そんな中、2006年ドイツW杯で目についたのは、前W杯の共同開催国の一つである韓国人の多さ。国が豊かになった現れだろう。スタジアムのある街の近辺にはヒュンダイ製のタクシーやW杯公式車が行き交っていた。空港も団体で韓国人が応援にやって来ていた。80−90年代に目にした日本人や米人、英人、ドイツ人のバックパッカーが欧州やインドを闊歩していたが、この2006年には欧州どこでも、韓国人バックパッカーにお目にかかった。オリンピックよりお金が動くというW杯、前回の開催国韓国は確かに豊かになったのだろう。

一方2004年オリンピック開催地のアテネは豊かになっただろうか、これはあくまで私見だが、私たち家族が2006年にギリシャの島々に海から陸からたどり着いた時は、首都のアテネ市内も急場しのぎのホテルが立ち並び、火災法がまかり通っているのだろうかとおもわれる避難経路がわからないアパートが林立していた。

私たちが宿をとったのは首相官邸のある地区のホテル街のすぐ裏道、アクロボリスの丘の麓のアパートでの短期滞在だった。近くのアルジェリア人の経営するインターネットカフェに通い、地元ギリシャ人が集うマーケットで食料を買い、観光の合間にW杯を街の人々と一緒に観戦していた。しかしそこにはきっと20年前も何らかわらない暮らしがあったにちがいない。決してオリンピックの開催で豊かになったと言えない経済、(とくにEU ドルを導入した後だったので、一番ダメージを受けた国と思われる。)が展開していた。観光客が来るアテネ空港近くの市内オリンピックスタジアム、地下鉄、観光の目玉であるアテネ国立考古学博物館近辺は確かに整備されていたが、表面的な開発で終わってしまったようだった。地下鉄も、港もここ数十年きっと同じ様な暮らしが陽気に続いていたんだろうと容易く予想された.
(上記はギリシャの港町)

W杯は確かに悲喜こもごもなドラマを、経済波及をオリンピック以上に起こしているようだ。ここアメリカのテレビをもたない私のまわりの人々の間では、ソ連や中国のように国をあげてのスポーツ、国粋主義を謳歌したオリンピックは結構毛嫌いしているが、そんなかれらもワールドカップはそれほど嫌がらない。そんな彼らはアメリカチームを応援しているより、ただ観戦して楽しんでいるようだ。または母国、祖国を応援している人々も多い。もう何世代もアメリカに移民しているのに、この国の市民なのに文化が希薄だと思っているのか、アメリカに属しているという意識が薄く、自分は何々系の移民だからといったことを誇りにしている人が子どもが少なからずいるし、どこの学校でも生徒の祖国の調査をよく社会の宿題として出している。

アメリカから南アに移民しようとしている友人と、日本から南アに修行に行っている知人の仏教僧がいる。ふたりともワールドカップ時期は、南アから逃れて来ている。ねこも杓子もサッカーに興じていたっていいと思うのだけど。映画「インビクタス」の事実は確かにあったが、やはり人種差別は隔離こそされないにせよ、未だ歴然とあるという。そんなに人々の心はかわらないと。南ア出身のユダヤ系の友人も人種のことは口に出さないにしろ、アメリカでも家族全員が医師で、高級住宅街に住む。南アでも米国でも目に見えない格差は大きな精神的な壁となってそびえ立つ。でも人々の歩み寄りが、ハーモニーがたとえ一時でもサッカーを通じて行われるなら。それはよろこばしいことではないだろうか、
そんな簡単なことではないのもわかる。数年前に私が勤めていたNGO市民運動のプロフェッショナル開発訓練、Conflict Transformation 闘争を転化させるためのワークショップをする大学院のコースに参加のためやって来たマンデラ側近のある南ア学生が言っていた「僕たちは国を治めるとは、どんなに大変かを知っている。それでもこうして手に入れたんだ。土台作りに何年かかっても、人々の心が変わるのは更に何十年かかるだろう。それでもやらなくちゃ行けないんだ。自分たちの国なんだから」といっていた言葉を思い出した。

南アの未来にエールを送りたい。
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6/12/2010

学校では卒業式のシーズン



5月末から6月初めにかけて、いつも我が家ではめまぐるしい日程がつづく。卒業式のシーズンだから。
今年は娘が小中一貫校の中学を卒業し、高校へ入学、
そして息子が高校最終学年へ突入。
アメリカの学校も、高校の卒業式は日本の小学校の入学式位、人生の一つの区切り目として
様々な行事が催される。

子どもたちが通うのはアメリカでもオールタナティブな学校
公立の学校より、各行事が華々しいが、予算もないので親や生徒スタッフがすべて手作りで凝った行事を
準備するのが習わしである。みな親として教師として、コミュニティーと卒業生を送り出す準備をする。

庭や野原の花々を摘み花瓶にいけていく、蔦をからめて花木のトンネルをつくって卒業生の行進に花を添える。
テントをはり、室内楽ならぬ在校生のアンサンブルでコーラスともにメロディーを奏でて送り出す。

校庭のミントでレモンとアイスティーや、クラッカー、チーズ、果物を用意し、

いよいよ式典がはじまる。
先生の自作の詩で今年も卒業式は始まった。
それから先生が生徒をロースティングする、愛情をこめて一人一人大げさにからかう、
これがどうしても私には理解出来ない。


6/06/2010

アラグアンキン語族の長老の話しでは、空がいかっている? 神・空のきまぐれ

嵐の爪痕は10日経た今もまだ痛々しいです。根こそぎえぐられた大樹が道路脇にころがっていたり、
線路を横切って両脇に高く積まれていたり、

先回の投稿記事にコメントをいただいたように、本当に無事で良かったと胸を撫で下ろしていました。
一昨日息子と歯科医からの帰り「ほら、みてあの大樹よく母家を避けて倒れたよね」なんて話していたら、彼曰く下級生の家では木がドライブウェイーに倒れて来て車をベシャンコにしていたとか、
息子はちょうど嵐の夜は眠れなくて、妹の部屋の窓のすぐ外にある、メイプルの大樹がきしむのを聞いて、
部屋の窓を割って落ちて来ないか心配だったとか、

いつもなら夜中に雷がなったり、地震でもあろうもなら真っ先に飛び起きる私ですが、
先週の嵐ばかりは停電になったからと早めに床につき、寝入ったばかりだったのでしょう、その間に雷はさらにはげしくなり、嵐は通り過ぎて行ったようでした。でもその数時間後の明け方3時ごろ目覚め、どうしても仕事の関係で電子メールをチェックして送信しておかなくては行けないことが気になって、もそもそと手探りでおきだしました。隣町の24時間営業しているドライブインでワイヤレスインターネットを使わせてもらおうとおもむろに暗闇の中、車を走らせようとしたのです。途中どの家々の電気もついておらず、イタチは茂みから出て来るし、また迷い鹿にでもであったら車が大破ですから大変とおそるおそる車を走らせていると、何本も道路に転がっていた枝を踏んで行ったようでした。
そこまでして、たどりついた長距離トラック相手の高速沿いのドライブインも停電中。こうなると何がなんでもメールチェックを終わらせ早く家路を急ぐしかないと、さらなる街に向かったら、電気はついていたけど、やっている店はワイヤレスならぬwifiがない、、、などと明け方5時まであちこち彷徨って、目的も遂行出来ずかえってきたはまだほんの少し前。

息子との車中の話しにもどして、彼が言うには「でも嵐は家の保険で修理出来るし、所有物としての車もそれでカバー出来るけど、雷はAct of Godだから保険が下りないんだって」えええ、知りませんでした。Act of Godとは神の気まぐれとでも訳しましょうか、予知不可能な不可抗力の災害で次の様なものがあげられます:


Examples of an act of God are:
• earthquake 地震
• flood    洪水、地滑り
• hurricane  ハリケーン(季節限定の台風)
• lightning   雷(これって今、漢字変換しようとすると「神なり」ともなるんですね、改めて感心)
• tornado   竜巻(特にふだん竜巻がおこらない地域は、保険の対象外)
 tidal wave,  津波などの高波
  volcanic eruption,  火山爆発
 そしてこれらは法律上の語句としても使用され、保険が効かないこともあるようです。

ふと、昨日インディアンの友人(この呼称に対して、以前コメントを頂きました。あえて自分たちのことをインディアンと呼ぶ説明はその項をお読みください)が思いかけず訪ねてきました。
アラグアンキン語族の長老が、スタースピリッツなる空の彼方の大いなる神が
大地を清めるために何年かのサイクルで、嵐を巻き起こすといっている。
嵐はまだまだ続くから、今のうちに備えておくようにという言葉をのこして,彼は去って行った。
彼が来た直後に、ここに暮らして20年以上になるのに聞いたことも見たこともなかった
竜巻警告が近辺に出された。

一方娘は、修学旅行で船で外洋に出ていて今晩帰って来ることになっている。迎えに学校まで20キロのいつもの道のりの間、ほんの100mの路上がぬれていた。こんな数m嵐が去った様なそこだけ、かなり路上がぬれていたのをかつて見たことがない。末恐ろしい暗雲の塊は、それこそ古来の中国人たちが龍と呼んだのも、さもありなんとうなづける。雲はいつになく怪し気な動きをしている。
娘に船上はどうだったかと聞けば、至って穏やかだったという。ああ、嵐が娘たちの船を避けてくれた。空に感謝。本当に妙な一日だった。帰って来ても外は雨こそ降らないが、いまだに暗雲が上へ下へ移動していたかと思うと、どこかで固まって一気にスピードをあげたりしている。

私には空が怒っているとしか見えないが、これも保険会社は「神のきまぐれ」と呼ぶのか、
もしこの嵐の中、かりに雷にうたれて家屋や所有物に被害がでても、保険の対象外となるのか。
それでは、ますます神は気まぐれどころか、怒ってくるのでは。

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6/02/2010

米国のインフラ整備の大幅な遅れ、そのつけが,,

イヤーすごかった。またまた嵐がマサチューセッツ州を吹き荒れました。
毎年、秋頃道々に生い茂った木々の枝を電力会社が、または州道であれば、州政府が
枝払いをします。それは大量な木材となるのに、
粉砕して、家々の庭にまかれるチップ材となることが多いようです。

ここ数週間のうちに吹き荒れた嵐は、そんな枝払いの比ではなく、
落雷で吹きすさぶ大風で、大樹が見事に根こそぎもってかれたり、
根元で枝分かれした大樹の一方の枝が折れて道を塞いだり、
電線を切り、さらに携帯タワーをも倒していきました。

20年前のレーガン政権が政策でインフラ整備より
経済発展を優先させました。そのつけが今橋や道路で、鉄道で、ライフラインが崩壊しつつあります。
以前にも書きましたが、インフラ整備の欠損で
米国の暮らしは、あちこちで麻痺寸前です。

道路、鉄道、電線、電話、公共水道ガスなどなど、、もう私たちの暮らしはこのどれがなくても
機能しなくなっています。

我が家は井戸水を利用していますから、電気がないとポンプで水が吸い上げられず、
今回の停電では飲み水と調理水をなんとか
隣町のお店で確保し、道を挟んだ小川から水を汲み取って
トイレへ持ち込む、シャワーならぬ水浴びも多少冷たくても小川で、、ということにあいなりました。
さらに冷蔵庫のものが腐るといけないと、氷を近くのコンビで買いたくてもどこも売り切れ、
発電機を持ち込んでようやく生活ラインであるインターネットと、冷蔵庫に接続させます。
ろうそくに慣れていない目なので、夫婦の仕事やこどもたちの宿題の調べものは、インターネットにかなりおせわになっていますので、短期間の発電機でまかないます。
電話も留守電、ファックス機能がついていないシンプルな電話にとりかえました。
それでも隣町は無事だった様で、そこまで封鎖された道をかいくぐって、仕事や用事をすませに車を走らせます。

すっかり電気、ガソリンに頼り切った生活に改めて気づきます。道路が封鎖されたら何もできない、
停電は3日つづきました。あちこちの嵐の爪痕を眺めながら、もう一度暮らしの根本を考えてみたくなりました。

アメリカのインフラ整備の遅れは莫大な軍事費につぎ込んだつけといわれています。
国民経済の発展のためにメインテナンスより、どんどん新しいものを作って行きました。
これはとくに
軍需産業の関連会社の発展を狙った当時の大統領、経済界、の私欲のつけです。

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