12/15/2010

米国の高校での脳科学の授業と 医療技術の進歩と 

アメリカの高校では、公立でも私立でも
生物の授業や、解剖学、心理学の授業で
脳の仕組みや、神経系統のはたらき、医薬品の効能と副作用、ドラッグや薬草の脳や神経系統に及ぼす影響等のクラスがある。

先日もある10年生のクラスでは、
「カフェインの脳に及ぼす影響と、心拍数との関係」をやっていた
カフェインには、コーヒー、茶、ココアなどの嗜好飲料の他、ソーダ、チョコレート、エネルギー補給飲料水などなど普段から高校生(最近アメリカの高校生も多くが、日本のおじさんや塾通いの小中高
生の間で問題になった、カフェンイン含有量がコーヒーよりも高いエネルギーがレッドブル(商標名)の浸透とともに他製品も普通に自動販売機でかえるようになった)が接しているカフェンインの影響を実験観察させる。

またある9年生のクラスでは、いきなり違法
ドラッグの脳への影響をレポートさせたり、

植物学で世界中の薬草を紹介して、その使用方法と効能を説く。

また12年生では、具体的に医薬品の詳細な副作用をレポートさせたり、統計学との関連で、副作用から身体反応の確率まで教えている。

だからかどうか、アメリカの大人も青少年も、医薬品の名前をだれでも普通に知っていて、一般会話にも良く出て来る。
たとえば鎮痛剤と言わずに、
アイボプロフィン、
風邪薬/解熱剤と言わずに
タイロノール
抑うつ剤と言わずに、
プロザック、
などなど、、、
日本でも腹痛薬といわずに、正露丸とか、
頭痛薬といわずに、バッファリンとか、
かゆみ止めの代わりに、母の世代はムヒとかキンカン、
私はよくウナと呼んでいた様なものだろう。
 それだけ、使用頻度が日常化しているということでもある。
それゆえ、高校生にも普通に教えるし、その怖さも知っておいてもらおうというものらしい。
我が家の高校生の娘も、息子も、
我が家の洗面所の薬箱に入りきらないので、台所の食器棚に普通にあるホメオパシー(西洋家庭薬)や漢方、ビタミン/ミネラル劑を当たり前のようにとっている。
免疫剤として薬草エクネジアや、
口の周りに疲れると出て来る熱花や口内炎には
Lysine アミノ酸、
さらに風邪の弾き始めにzincやビタミンcを
そして疲労にはビタミンB12で
寝られない時には
Camomile のお茶やValerianの薬草、
などなど、、

ところが2週間前、息子たちのクラスメートの女子生徒に大変な事故があった。
親知らずを抜歯しに、口腔外科で全身麻酔を点滴されたら、全身がアレルギー拒絶反応を起こして
呼吸困難になり、救急車で二つの大病院に運ばれた。
数時間前まで元気に一緒に勉強していた友だ。

昏睡状態に陥った18歳の彼女は集中治療室ですべて人工による生命延命機をつけられ、Sedationを投与して体温を下げられ、一旦脳や呼吸の循環機能を含めた、人が人として生きていく人体機能を全て人工で補い、低体温にしてアレルギー反応を治めた。しかし2日後に医師が彼女の体温を戻そうとしたら、またアレルギー反応がでたので、再度体温を下げた。そして今は生命の危険を脱したので、徐々に体温を上げて、リハビリを始めた。

本当におどろき、夜も眠れないほど心配した。そして彼女の回復を祈り続けた。もう祈るしか身内でも、だれでも方法はないかに思えた。でも彼女の生命力は強かった。息子が見舞った時には、片言話せるようになり、数日前から携帯やインターネットで元気な姿を見せてくれた。

医療の先端技術を目の当たりにし、また麻酔という医薬品の副作用を思い知らされた事故だった。
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