6/02/2010

米国のインフラ整備の大幅な遅れ、そのつけが,,

イヤーすごかった。またまた嵐がマサチューセッツ州を吹き荒れました。
毎年、秋頃道々に生い茂った木々の枝を電力会社が、または州道であれば、州政府が
枝払いをします。それは大量な木材となるのに、
粉砕して、家々の庭にまかれるチップ材となることが多いようです。

ここ数週間のうちに吹き荒れた嵐は、そんな枝払いの比ではなく、
落雷で吹きすさぶ大風で、大樹が見事に根こそぎもってかれたり、
根元で枝分かれした大樹の一方の枝が折れて道を塞いだり、
電線を切り、さらに携帯タワーをも倒していきました。

20年前のレーガン政権が政策でインフラ整備より
経済発展を優先させました。そのつけが今橋や道路で、鉄道で、ライフラインが崩壊しつつあります。
以前にも書きましたが、インフラ整備の欠損で
米国の暮らしは、あちこちで麻痺寸前です。

道路、鉄道、電線、電話、公共水道ガスなどなど、、もう私たちの暮らしはこのどれがなくても
機能しなくなっています。

我が家は井戸水を利用していますから、電気がないとポンプで水が吸い上げられず、
今回の停電では飲み水と調理水をなんとか
隣町のお店で確保し、道を挟んだ小川から水を汲み取って
トイレへ持ち込む、シャワーならぬ水浴びも多少冷たくても小川で、、ということにあいなりました。
さらに冷蔵庫のものが腐るといけないと、氷を近くのコンビで買いたくてもどこも売り切れ、
発電機を持ち込んでようやく生活ラインであるインターネットと、冷蔵庫に接続させます。
ろうそくに慣れていない目なので、夫婦の仕事やこどもたちの宿題の調べものは、インターネットにかなりおせわになっていますので、短期間の発電機でまかないます。
電話も留守電、ファックス機能がついていないシンプルな電話にとりかえました。
それでも隣町は無事だった様で、そこまで封鎖された道をかいくぐって、仕事や用事をすませに車を走らせます。

すっかり電気、ガソリンに頼り切った生活に改めて気づきます。道路が封鎖されたら何もできない、
停電は3日つづきました。あちこちの嵐の爪痕を眺めながら、もう一度暮らしの根本を考えてみたくなりました。

アメリカのインフラ整備の遅れは莫大な軍事費につぎ込んだつけといわれています。
国民経済の発展のためにメインテナンスより、どんどん新しいものを作って行きました。
これはとくに
軍需産業の関連会社の発展を狙った当時の大統領、経済界、の私欲のつけです。

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3 件のコメント:

  1. 初めてコメントさせていただきます。 タケヒメと申します。
    Amherstで探していましたらこちらのブログにたどりつきました。娘がこの秋から進学いたします。

    大変でしたね。我が家はUpstateNYの東端ですが、そんなに離れていないと思われますのに、ぜんぜん知りませんでした。 停電はウチも何度も経験しています。発電機も。昔は井戸だったので様子が目に浮かびました。本当に不便ですよね。 お怪我や家にダメージなどなかったご様子。よかったですね。

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  2. モンタギュー2010/06/03 6:38:00

    タケヒメさん、ようこそいらっしゃいませ。
    アマーストは大学街ですから、いつもいろんな催しものがあり、大学経営公共バスも無料で学期内はあります。娘さんもきっと楽しい大学生活を送られるでしょう。
    オーバニー、ハウソン・ハドソンバレー、サラトガスプリングは私もよく行きます。車で約2時間ですね。でもいつも思うのは、州境をこえるとずいぶん山並みも、家並みまで変わってしまうように、先日も大学訪問で書きましたが、そう思われませんか。大学訪問の項でも書いた様なhttp://cyamazaki-heineman.blogspot.com/2010/04/blog-post_22.html
    ことをされましたでしょうか。本当、我が子が大学受験の時期にならないとなかなか見えて来ませんね。
    お気遣いありがとうございます。根こそぎ採られた大樹を横目にみて、よく命の有難さを実感しております。

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  3. その後いかがですか? 落ち着かれましたでしょうか?
    自然はほんとうにすごいですね。逆らえませんね。

    娘は状況を把握することが非常に苦手でちゃんとバスに乗れるのかどうか(笑) でもさすがに大学が5つも集まると催し物も多いのですね。楽しく充実した大学生活を送ってくれればと思います。

    この辺りのことをご存知とはおどろきです。何もないところなので、、 我が家はアルバニーとサラトガの間になります。確かにNYからMAに入ると家並みも道も違いますね。道の名前もNYはオランダ系、MAはイギリス系、くっきり分かれているのが面白いかと。 Lanox,MAに住んでいたことがありますが、とても良いところでした。
    キャンパスツアーのブログも拝見させていただきました。 カーネギーメロンまでは大変だったでしょう。 我が家はあそこまではとてもとても。一応私もブログに書いてはいますが、上辺だけのあまり内容のないものなのでお恥ずかしいです。

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