日本の最大の構造問題 - 池田信夫 blogより

日本の最大の構造問題 - 池田信夫 blog


地方の公共投資をその地域に限定したものと考えることができない、線路沿線整備のような問題と同じく、現在は一国の経済問題は、もうその国の問題としては解決できない。一般市民のお財布や、生活意欲まで繁栄してくるご時世になった、

日本で公営企業、公社を民営化して、国家財政の赤字を少しでも減らす一策として、飼い犬を自由経済の競争の海に、後押しをした。
個人主義のアメリカで自由経済の下、今まで散々資財を増やし続けた企業のトップ、銀行、保険、証券、果ては自動車産業までが、ブッシュ政権の末期に、ニッチもサッチも行かなくなったと、個人所有のジェットで、高級車で国の助成をあてにして首府に群がってきた。
今度は現在の経済危機を招いた、焦げ付きやばらまきすぎたからだと批判を受けているアメリカの住宅ローンを オバマ政権が「収入の少ない人から、すこしづつ肩代わりしていきますよ」と言ったとたん、先ほどの公営ラジオでは、その収入の少ない部類に入らない納税者が怒りまくっていた。



彼らの気持ちがわからないではないが、もうみな自分の欲のことしか、道徳理念は後回しになるのだろうか、ここでhypocrat 偽善者は慈善者と一字違うだけでこんなにちがうものか。

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