便利さの裏側に、あなたはオート派vsマニュアル派?

マサチューセッツ州の民主党候補が上院議員補欠選挙で敗北し、民主党と共和党の議席数が逆転した問題は、まだまだ波紋を呼んでいる。これを決して共和党候補ブラウン氏の勝利として、歓迎する訳でないのがマサチューセッツ州だ。

さてその波紋とは、実は州が共和党、民主党どちらが多く得票数があったかと市町村別でみていくと、民主党候補が勝った市町村は得票数をマニャルで仕分けしている。が、逆に共和党が勝った市町村は得票数を機械でカウントしている。しかもこの機械の製造元はブッシュが絡んでいるというから、いろんな憶測出てくる。

機械に任せてしまうと、その結果が絶対だとばかりに
信じさせてしまう魔力があるのは、洋の東西を問わない。
しかしその機械内の頭脳にあたる部分のソフトを入力しているのは人間だという事実も忘れてはならないだろう。

車もしかり、マニュアル車がめっきり手に入らなくなってしまったアメリカ。免許習得も今は専ら自動車教習場もオートマ車ばかりだ。でも窓が開かなくなったり、車内コンピューターが感知していろんな警告ランプがついてしまうのも、厄介だ。かくいうわが屋もアメリカに住んでトヨタ車6台目というトヨタ愛好家だった。
が、ハイブリットもクルーザー車もタイヤ空気が足りないとか、エンジン警告ランプが点灯するようになった。
ディーラーやガレージ修理にもっていっても何の異常も見つからない。
リセットしなくては行けなくなる。機械が人間に指示してくる。

さらに厄介なのが、日本製の炊飯器、洗濯機などの電化製品もほとんどコンピューター制御なので、この制御する頭脳の部分がいかれてしまうとプログラムのやり直しが効かないので、ガタイごと廃品になってしまうなんてことをよく耳にする。

私が毎月書かさずチェックを入れているのが、クレジットカード、電気、電話、スーパーの請求書、今ほとんどが銀行から自動に落ちることになっているが、ペーパーレスにした物も,すうでない物も銀行の明細書とともにチェックを入れていると、間違いに気づく。2度同じ額の明細が引き落とされていたり、銀行とて完璧な訳でない。それが日本の銀行の方がこのへんのところをあまり理解していない窓口が多い。
いや窓口だけでなく、幹部にしたところでルールにのっとって、機械を絶対視する傾向がある。アメリカの地方銀行ではこのへんが結構理解していて、マニュアルを選べることもできる。

まだまだオート化され便利になったと思っていたが、意外なところに落とし穴があるのが、山ほどある。
自動食器洗浄機:手洗いより高熱処理なので、衛生的とされているが、そのまえにしっかりリンスをしないと汚れの見落としも多い

洗濯乾燥機:あったかくてふんわりな仕上げになり,干す場所も手間もかからない、しかし太陽光線の医学的効果やお日様のにおいはしない

プリンター/スキャナー:ちょっとした文章もコンピューターで仕上げ、ブリント仕上げをしてしまうと
大きなサイン、フォントは統一されるが、手書きのものより味がない、読み手に伝わる文字欄外の意味がでない。

計算機vsそろばん:最近そろばんの効用を再認識、脳での刺激範囲が計算機より、暗算より広範囲とのこと


コンピューター (電子メールvs手紙)(インターネット検索vs図書館での検索):自分でのついつい大量だと、また同じ文章を複数に送付しようとするとき、ファイルしてあとで検索するとき、電子メールの便利さはさけられないが、やはり貰い手としては手書きの手紙は非常にありがたい
図書館での古書や大きな百科に囲まれての資料探しもインターネット検索より侮れない、自分の勘が見せ所。
最近、中国のグーグルニュース関連で知ったのだが、検索にもセンサー(操作)が入っていることもあるとか、
他の人がどれだけ頻繁に同様な検索をかけたかと言った順位で出てくる検索エンジンがおおいので、他人の思惑も入ってくるのはいただけない。

電気鉛筆削り/シャープペンシル:色鉛筆はやはりマニュアルに限る。電気ではまだまだ芯が柔らかすぎてだめ、削り後もきれいだ。シャープペンシルも芯が折れやすかったり、バネの部分でうるさかったりと、アメリカでは鉛筆派が意外におおい。オーソドックスな黄色でお尻に消しゴムがついたもの

3つ穴あけなどの文房具、事務用品:大量にするのは便利だが、少量だとかえって手間取る

ヒーターvs薪ストーブ:乾燥度が全然違う。ヒーターはすぐ乾燥し、部屋内の空気も循環が要

電子辞書vs辞書:電子辞書ではまわりにどんな語句が出てくるかは大書にはみれない。

などなど、他にもいろいろあって、あなたならどちらを選びますか?


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コメント

  1. fidelidamore2010/02/19 7:30:00

    オートメーション化の結果、いままでの4分の1の雇用で、現在の生産は維持できる時代が、到来しつつある。全労働者の4分3が、潜在的な失業の不安に脅かされている時代には、BIは不可欠なものになると思う。 (Twitter より)

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  2. モンタギュー2010/02/19 7:30:00

    産業革命を彷彿しますね。織機が出来たばかりにコットンの必需が膨大し、結果奴隷制を招いたのは、機械が人間の暮らしを作用していること、科学者も、何のために追求しているか、エントロピーを考えて研究して欲しいものですね。

    返信削除

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