1/06/2013

日本あちこち巡り 交通機関便利だけど<こんな落とし穴>外国人観光客や車いす/ベビーカーにとっての日本旅行は

この年末年始,
日本国内を公共交通機関を使って駆け巡った。

昨夏に南アジア、北欧、カナダを駆けた飛行機の旅で、それぞれの国の空港整備や、それにまつわるサービスの質の評価を掲載した。それが旅行業界受けしたと聞くに及び、今度は海外からの旅行者目線で見た日本国内の交通機関整備やサービス業を斬ってみよう

全日空がNY/JFKー成田間を日に2便増設した .今回の旅は、その新設された夜NYを出発する便で始まった.そして一人、成田へ降り立ち三週間後に日本はどんな風にみえるかな。

直前に娘の知り合いが、家族でこの年末年始日本へリゾートとして訪れたいが、アドバイスを求められた.スキーができて、温泉にはいれて、伝統文化が見られる土地は?との質問.自分たち家族だけで回りたいと言う希望を聞き、メールで返事を書き、何かあったらと私の日本の携帯に連絡しなさいといっておいたが、果たして連絡はあったか、はたまた日本語は勿論漢字も分からない、この旅慣れた家族への私のオススメの地は何処??

その前に私のつぶやき旅日誌にお付き合い頂きたい。

全日空ニューヨークー成田、夜の便は定刻から遅れること30分、9:30過ぎに成田到着。私は手荷物のみだったので、そのまま宿泊地の都内へ一でることにした.都内に出る連絡線に乗ろうと地下へ行ってみると、バスは出てしまっていた.JR成田エクスプレスは「後3分で最終列車が出るから急いで下さい」と日本語のみのアナウンス。

日本円は手持ちになく、両替所は閉店、どうするの?  走って切符売り場に行き、クレジットカードで都内最寄駅までととりあえず、切符を購入.  これが預けた荷物を待っていたり、両替だ、どうやって東京に出るかなんてぼやぼや考えていたら、出迎えもない旅行者の選択は成田から都内への高額なタクシーだけになろう.

ANA全日空さん、増便しても地上連絡が悪ければ、不手際じゃないの??皆迎えがあるわけじゃないし、個人の観光客も困るよ??
しかも、私がこの問い合わせてきた米人家族に言ったことは、先ず成田で日本で通じる携帯電話を借りなさいというアドバイスだった.しかし彼女等も、もし夜に到着する便だったら、案内係も携帯電話屋も銀行も、レストランでさえ閉まっている. どうするんだろうあの家族?

前から言っているが、日本の携帯電話の信号は特殊で、日本でしか通用しない.日本の携帯、スマフォを海外へ持って行くにはロックがかかっているからロックを外して、日本の携帯電話lは海外でも使用出来る.しかし逆に他国の携帯電話スマフォはロックを外しても日本の携帯信号、3Gなどはほとんど使用出来ない。(唯一機内でドアが開いた時、すごく短い間日本の電波をアメリカのiphoneが読み取ったが、すぐ信号が消えた)だからどこの国のも使えない、日本の携帯と契約しないとwifi無線LAN使用出来ないときている、成田他わずかな空港以外は他国のiphoneの類は使えない、softbankの孫さんが米国の携帯電話会社の合併を考えていると発表してたけど、海外の携帯電話一般利用社がSoftBankの電波を利用出来るのはいつのことか

走って飛び乗った成田エクスプレス車内では、Wifiは使えず、以前に契約しておいた日本用iphoneを取り出してみると、充電不足.しかし車内、何処を探してもコンセント電源は無し!!!!本当に日本の交通機関、地方空港、駅構内には充電できるコンセント電源が見あたらない.

JRの職員に聞いてみると新幹線以外の列車には、コンセントは使用不可とか。技術大国、携帯電話大国の日本では充電器は持ち歩いても意味はない!だって充電出来ないから!それが今回の日本中を旅しての教訓!! 
在来線普通の乗り換えも座り心地も良

 欧州もカナダもアメリカでも列車内や格安航空機内でもコンセント電源はあります。マレーシアでもスリランカでも公共施設には探せば電源はありました。日本は駅構内も、列車内もありません。あるのは成田空港ぐらいです。地方空港は新しいところでは電源もwifiもありますが、往々にしてありませんので、今回、携帯電話写真を撮りまくる私は、半日から数時間ですぐなくなってしまうiphoneとコンセントをもってあっちへウロウロ、こっちへウロウロ電源さがして彷徨いました

一方、乗り換えが便利になった成田エクスプレスは東京駅の他、今は品川、渋谷、新宿、池袋駅にも止まります.地下3階にあって案内表示が分かりにくく、駅構内の乗り換えの悪い東京駅より、ずっと便利な他の駅での下車をお勧め。

今回の旅は、都内に着いてから、中央線を行ったり来たり、そして新幹線で小田原に途中下車し、名古屋、在来線で大阪、高山本線で下呂温泉駅へ、さらに国内線で那覇、宮古島を駆け巡った.

在来線普通からゆっくり冬景色を愉しむ、
関ヶ原、伊吹山通過


結論から言うと、どれも車いすの目線や、非日本語系旅行者の目線でみると、まだまだ利便性に欠いた杜撰なものだった。
琵琶湖近辺通過
これからの日本経済の売りは、天然資源でも、加工品でも、鉄鋼業でも、自動車産業さえも追い上げが厳しい中、サービス業だと考えていただけに全く残念だ。






どれも身障者の視点、日本語が分からない観光客の視点にに立っていない。まことに不親切で、利便が悪い。

 一つ一つ見てみると、成田空港にてこれ書いているが、サポーターと言われる黄色のセーターの人びとも外国語はほとんどだめのようだ。試しに英語で「ANAのJFK便はどのゲートですかと聞いてみた」すると若い方のお姉さんはJFKがニューヨークのことだと分かっていない.そして、日本語で応えようとした.それで思わず、お年寄りのサポーターが助け舟を出して、JFK空港はニューヨークの事だから、この便だよと言って、単語のみのぶっきらぼうな応対だったが、用は足りた.
一方、日本語で同様の質問を出すと、丁寧な対応であった.果たして、昨今富みに増えて来る中国人観光客には言語等、十分に応対できているのだろうか.

さらに英語だけに限って言うと、機内のアナウンスも国際線、国内線、どちらもいかにも棒読みしています候の英語のアナウンスは頂けない."Good Evening,  Ladies and Gentlemen"  「皆様」の英訳のつもりだろうが、いつもどこでも「紳士淑女の皆様」とやられたからには、聞いている方もうんざりする.しかも全日空の国際線のチーフパーサーでさえ、発音ばかり気にしている英語で、いかにも原稿を読んでいる流暢さに欠けたアナウンスをしているのだ.キャプテン、パイロットは確かに普段英語を使用する事が多いのだろう、身に付いた英語でアナウンスしていたから、耳につかない.また機内サービス時の英語もマニュアル英語なのは、まるで日本のファミレスに来ている感がして来る.例えば、乗客におしぼりを配るときに、一人一人に「どうぞ」のかわりに'Here you are'  それを言うなら、日本語で「どうぞ」でいいじゃないか.FAのスタッフの人に声を大にして言いたい!化粧に時間をかけ、眉を描く時間があるなら、もっと英語を身につけろと.

サービスが大雑把と言われる欧米系航空会社と比較して、日系の航空会社のサービスも以前ほどの隔たりはなくなった.それでも一人の乗客がパスポートが見つからないと聞くと、5人のFAが次から次へとやって来て、紛失物探しを手伝ったり、慰めたりするのには舌を巻いた.
在来線特急列車にて温泉へ
そうこうしながら、迎えたお正月.今度は喜寿を目前に控えた父と温泉に行った.父娘ともに膝を痛めていたので、階段はきつい.エスカレーターは確かにあるが、温泉駅にはない.さらに温泉駅までの座席指定の予約がとれない.これには参った.

インターネットで列車予約がとれるのは新幹線に限っているとの事.そこで事前に座席指定してしていないと、満席と切符売り場で言われた.膝のわるい父を立たせる分けにもいかず、自由席があるから何とかなるだろうと、思って乗車すると、自由席も満席.諦めて次の特急列車に乗り替えるかと降りようとすると、指定席車内が半数しか埋まっていない.これはパッケージツアーの添乗員やJRの車掌に聞くと、各特急列車の座席予約状況がコンピューターと連結していないから、途中下車したお客さんや、キャンセルがでたり、旅行社で大量に席を買い占めて空きがでても把握しきれないとの事.

旅行社添乗員は、日本は路線の本数が多いのだから、仕方がないとまで言う始末.本数が多いからこそ、皆座席指定を把握してほしいのではないか.

指定席は満席の筈?!でも車内はがらがら

これも「どういう事????????」技術大国の日本でありえるのだろうか.普段、車で温泉に繰り出すが、今回降雪になるということで、初めて列車を利用した.飛騨地方の温泉駅についてみると、同じようにご年配が関西、中部から集って来ているが、みな足元がおぼつかない.もっと、快適に列車と駅を改善してほしい.今後ますますお年寄りの人口が増え、温泉利用者も増えるに違いない.みな観光バスで来る訳でも、パック旅行で来る訳でもない筈だ.

一方、旅館、ホテルの予約はネットでも海外からでも楽に予約出来る様になったのは有り難い.ただこれも英語での予約ができず、海外)イギリス系のAgoda.comや米系のtrabelo cityなどではホテル数に限りがあるし、日本語のサイトほど選択肢が充実していない.

例え日本語を学ぶ学生が、川端康成に感化され、安価で一人で温泉観光したいとの希望に沿うため、結局日本語のサイトで予約してあげたが.英語のオンライン予約があってもよさそう.

もっともっと、ネットでの宿泊地、列車の座席指定の予約が海外の旅行者でも利用出来るような工夫が決して、不可能ではないと思う.これで多くの観光客をなくしているだろう.日本人と違って、海外からの観光客はパック旅行が好きでない人が多い、海外から独自にぶらぶら日本を回りたいという人に、成田空港、国際線ターミナルで随分見かけた.老夫婦、バックパッカー、単家族、一人旅、彼らはどこをどうやって日本を回ったのだろう.思わずアンケートしてみたい衝動に駆られた.また一地方でもこんな風景を何度か目にした.

私の地元の県庁所在地の中央駅でバックパックを背負って高校生、大学生の10代の娘、息子を連れ立った家族旅の個人旅行者が何組か別々の日にウロウロしていた.

その何組かに「迷っているんですか、何処へ行きたいのですか」と声をかけてみた、5人でスウェーデンから旅行に来た組は、今高山を観光して、これから奈良に行きたいがと迷っている.「奈良なら名古屋にでて近鉄と言う私鉄で行った方が便利だが」でも「JRパスを使いたいので、在来線で京都まで行きたい」とすでに行き方は知っていた.こちらが手を差し伸べる間もなく、自分たちで調べて独自に行きつきたいが駅構内の案内表示がまるでない.どこどこへ行くには何番線を使えともう少し、人気のある最終目的地に合わせた案内があってもよいのでは??  

また今は新幹線を使わなくても、在来線が随分便利になった.東海地方から関西に向かうのも、滋賀県米原駅での乗り換え列車が目前の反対番線で待機してくれるので、車いすでも簡単にできるが、在来線では英語のアナウンスはなし.私も大阪にでる時これを利用した.すると名古屋で新幹線に乗り換えるより、時間も料金も短縮出来た.

iphone で乗り換えアプリやグーグルマップを使って、次の列車でxxxまで行きたいと入力すると、直ぐに乗換駅や時刻、料金がでて来る.しかしyahoo, google, その他乗り換えアプリを使用しても、どれも新幹線利用のみの提示ばかり、しかし途中の経由駅をいれると在来線も表示される.もしここで英語で入力すると、新幹線を利用せざる終えなくなるが、これも考えものだ.
もっと、こんなに便利な在来線乗り換えだから、これらを何カ国語かで表示すればいいのにと切に願う.

那覇空港にて再三の案内変更があった後、
車椅子は最後に搭乗してくださいといわれて待機中
また国直前に沖縄宮古島へ車いす利用の叔父を伴って足を伸ばした.途中、離島の宮古島空港も車いすでの出迎え、機内への乗降車は以外にスムーズだったが、大変な思いをしたのは那覇空港だ.連絡事項が徹底しておらず、カウンターで言われた事、搭乗口での指示、さらに機内での要請が違っていて、まごついた.介護者を伴ってタラップ階段とは反対側から、まるで牛馬を載せる護送車を使って大事に車いす一つ動かすのに随分と時間と手間をかけて運ぶという作業をそれぞれ40−55分もかけて行った.那覇空港の空港内が工事中だったという事もあったろう.年始の客で混雑していたこともあるが、どう贔屓目にみても係員の不手際が目立った対応だった.
タラッブ階段にて搭乗したり、特別リフトで乗降と
何度も案内が変更される
日本ではまだまだ身障者の旅行が一般になっていないのだろう.いかにも不手際と不慣れが露呈した車いすでの乗車、降車となった.


以上、英語案内の表示・人手不足、海外の携帯およびネット不対応、列車座席指定びオンライン予約不可、宿泊施設の非日本語対応否、各公共施設での電源確保、車いす・ベビーカー乗客へ利便を図る、各社内の連絡を一層密に取って、早急に対応してもらいたい.
日本が観光立国となる、巨万の可能性がある.

温泉、神社仏閣の信仰心に支えられた仏像拝観とそれらの建築物、山水に満ち満ちた自然景観、沖縄、鹿児島離島の海の透明度は世界に誇れます(カリブ海、地中海、北米大西洋、太平洋、南アジアのインド洋、東南アジア近辺の南シナ海、アイスランド近辺の北極海と七つの海を廻って来たから言えます)

Large Buddha statue

Castle on the mountain

ancient temple

Celebrate New years





Okinawa, Miyako-island

miyako resort spa
これらを非日本語圏の観光客にもぜひ味わってもらいたい、さらに高齢者や身障者にも日本を再発見してもらいたい.一刻も早くこれらの人々にも対応した交通機関、宿泊施設、レンタカー等の完備を願う.

さてさて、海外の旅行者へのアドバイスは何でしたでしょうか.....

松本、高山、六甲、を勧めた、交通の便と、伝統建築古風な町並み、そして温泉にスキーが愉しめるところを勧めたが、、、果たしてどんな3週間の日本の旅だったろう.

夏は京都、奈良、沖縄久米島、広島、別府、越後湯沢、美濃、東京三鷹、道後温泉、札幌、大分宇佐、熊本阿蘇と学生を案内した、彼らの一番人気は広島、そして大阪梅田、久米島(那覇空港から飛行機、安価な船もでているが市内乗り換えが不案内)さらに岐阜美濃であったが、新幹線以外の在来線はいずれも日本語がわからないと京都、奈良以外は不便でもあった.

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3 件のコメント:

  1. 空港の両替屋さん、最終便まで待たなくなったんですね。
    クレジットカードの普及で両替する人・量が減って利益がでないのでしょうか。
    以前は(KIXですが)、最終便まで必ず一ヶ所は開いていました。

    在来線普通電車の乗り換え、
    日本語しかなく意味無いかも知れないですけど
    私はこれがお勧めです。
    http://www.jorudan.co.jp/norikae/seishun18.html

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    1. コメント有り難う.在来線乗り換え、便利になりましたね.関西−東海地方間が特にです。でも東京へ行こうとすると、乗り換え時間は便利だけど、急に普通列車が山手線のように横座りになる静岡間はちょっと苦労しましたけど.
      そうなんです.日本の新幹線は高いとこぼす、外国人学生にこんな便利な青春18切符が縦横に走っていると伝えるのですが、時刻表を教えるのに必死で、結局高いレールパスになってしまいます.新幹線確かに乗り換えも便利で、目的地まであっという間に到着しますが、日本の景色をのんびり愉しんでもらえないのが難.

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  2. 報告!! 結局、家族連れで日本へ行く予定だった娘の友人は、日本を私のアドバイスをもとにいろいろ調べたけど、予定を変更してヨーロッパへ行ったようでした。その家族はよくアジアにも行くようで、中国にも個人旅行で行ったようですが、日本はまだまだ値段的にも、便利さも
    柔軟性もないという事なんでしょう。

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