1/20/2009

オバマ大統領就任式II、当日の様子

アメリカ南部のアフリカ系の人々がグリッツにバターと黒砂糖をかけて食べようが、
ホームレスの人が温かいオートミールで暖をとろうが、
ビジネスマンが紙コップとマッフィンを口にしながら歩こうが、
子どもたちがシリアルにミルクをぶっかけて食べようが、
フライエッグにプランタン(野菜バナナ)の揚げたもので、ラテン系がいつも朝食をとろうが、
中華系の人が粥をすすろうが、
我が家のように納豆とけんちん汁を朝一番でかけこんでいようが、待望の大統領就任式の一日が始まった。

中学生の娘はこの就任記念式典を見たいと学校を休むと言い出すし、(しかし学校で式典の演説の一コマを見せてくれることになったが)高校生の息子は、ワシントンDCに行けばよかったと言い出した。

私の周りも、街も皆興奮気味。
オバマ新大統領就任記念式典まで秒読み開始 記事参照
MSNBC TV 常時、ライブニュースを報じています。(最初の30秒はどこをクリックしてもコマーシャルが入ります)

http://www.msnbc.msn.com/id/21134540/vp/28719791#28697640
いくつか、ラジオのニュースを拾ってみよう。ミシシッピ州の新聞の本日のヘッドラインは、
「市民権運動で活動していた人々へのメディアとしての謝意」
だった。活動家たちの努力はどれほど大変だったかしれないのに、それを報道しないばかりか、あらゆる差別を助長していたというものだった。

私の年代は、もちろん大戦を体験していないし、ベナム戦争も、日本の安保闘争も、経験していない。
フィリピンの政権交代を刻々とメディアで追い、中国の天安門事件をアメリカのニュースの目を通して、見たものだった。確かにワシントンDCの国会議事堂と、ワシントンモニュメントや、リンカーンメモリアルを包括するモール地区にこの身体こそいないが、今日はこの街にある五大学の内の一番リベラルな、ハンプシャー大学で数百人の学生と地元の人々と巨大スクリーンを前に祝った。

オバマ大統領は演説の中でなんども Ancestorという言葉を使っている。地に足の着いた演説だと評判だ。
このAncestor というのを日本語の個々の「先祖」と解釈するとかなりずれが生じる。
むしろ「先人たち」と解釈した方がよいだろう。オバマ大統領は、演説の中でこの「先人たち」「古い魂Ancestro of spirit」を讃え、敬意を称している。
植民地として無茶な税に苦しみ、大英帝国の王政から逃れ、独立するために貢献した先人たち、
市民権運動で闘い尽くした先人たち、
この大地を豊かにするため、耕すことに、線路を敷くことに労を惜しまなかった先人たち、
自由のために、人間として威厳をもって生きるために闘った先人たちの魂を挙げ、
敬意を称した。その名に恥じない様、自分たちも勇気をもって、この危機を乗り切っていこうと思うと
聴衆に住民と共に誓い合った。

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1 件のコメント:

  1. オバマ氏のサポーターに人種問わず若者が多いのにも感銘を受けました。
    CNNのインタビュアーが小学生位の男の子に「君はどうして今日ここに来たの?」って質問してたんですね。
    少年は「パラク・オバマが歴史を変える瞬間を見るためだよ」と意気揚々と答えていました。
    今の日本の小学生、いや大学生にさえこんな子いるでしょうか?

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