オバマ大統領就任式I、当日朝の様子

I have a dream, とマルチンルサーキング師のことば
がまさに現実になったが如く。
キング牧師の20万人の大衆を前に演説をした同じ場所で、
さらに100万人市民権運動の行進で、さらにベトナム戦争反対で集まった60万人にをたしても、今回の200万から500万の聴衆、参加者が
お祝いにいきます。携帯電話会社が心配して、「録画、写真の携帯転送は遠慮してください」とお願いしている。
臨時の携帯タワーをたてても、普段の街の人口の軽く3〜4倍を持ちきれるかと。

今朝も、寝てられなくて朝,4時半からコンピューターでテレビ鑑賞。
まず最新ニュースより
次期大統領としての最後のメモが(公共ラジオNPBによると)公開された。
「ブッシュが拡大しすぎてしまった大統領の権限を縮小すること。
三権分立の軌道修正。以前、ブッシュは大統領の判断がたとえ違憲でも、司法判断にまさるという権限を作り上げたこともその一つ」

オバマのこの式典は全ての人々の参加を大歓迎するとの言葉をうけ、
あるお金持ちが200万ドル(2億円)を寄付して、
障害者、普段首府ワシントンDCに来られない人を招待したり、
100歳になる南部のアフリカ系の老人も老体にむち打ってやってきた。


夜半に街の人々にインタビューから
「どこからきましたか?」
「シカゴです」「エチオビアからです」「テキサスから」
「オクラホマからの唯一の民主党員です」
「アリゾナからジョンマッケイナンに投票しましたが、今はオバマを応援しています」


私の知人たちの宿泊するお寺は、すでにコミュニティーに開放して、
数日前より議事堂で断食祈念を始めた30人のカソリックワーカーの人々で満杯だそうだ。

テレビ、メディアを一切避けていた(9.11の時でも、過剰な興奮はといって、子どもたちに柔らかく話すように忠告があったほどの教育方針)子どもの通うシュタイナー学校でさえ,事前にメディアの弊害の特別授業までして、本日、メディアの視聴がある。メディアの弊害に賛同していた親も驚くと思って、何度も事前連絡があり、小学高学年から高校生まで、行動に集まり生演説を昼食時に見たあと、詩や意見の交換があるようだ。

バラクさんは今年48歳の年男。増々感化されます。
課題は彼の前に、政権の前に、アメリカ住民一人一人の前に、地球市民の前に山積みされている。自分がやらなければ、だれも動かない。



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